そうですね、きっとこんな高い倍率は初めてで、学校も驚いて対応に追い付いていない状況かも知れません。今年度はもう間に合いませんが、来年度からは選抜基準を見直して、不登校や不登校による低学力の生徒が、より受かりやすくなるように改革を進めると良いのではと思います。
面接の配点を、テストや内申の配点より、ずっと高いものに調整すれば良いのです。
そうしないとせっかく不登校支援の体制が整っていて、定時制にする事により不登校の生徒が通い易いカリキュラムなのにも関わらず、その事が無駄になりそうです。
あと、もう合格が決まった「不登校以外の人達」には遅いですが、ここは支援学校の色合いが強く、全日制ではなく定時制である為、進学や就職の際に不利になることがあります。具体的には、全日制とはカリキュラムが違うので、きちんと卒業できても単位が足りなくて希望の大学学部の受験資格がなかったり(特に理系)、就職で不登校だったと誤解され不利になる事もあります。
そういったデメリットもあるということ、きちんと考えてから受験したのでないなら、あとの祭りです。内申も点数も足りているのに、他にたくさんある全日制高校を選ばなかった事は、後々影響してくると思いますよ。
中学校でも、もう少し進路指導の際に、きちんとこのような事情を積極的に伝えるべきです。
そうしないとせっかくの支援体制が、宝の持ち腐れになります。不登校生徒の行き場をなくさないでほしいです。
お恥ずかしながら、進学や就職の際に不利になることは、今まで知らなかったです。全日制と定時制ではそこまで違ってくるんですね。中学生の時、進路について先生にしっかり質問してれば良かったかなあ、と今さらですがちょっぴり後悔しました。でも、この高校に入れたこと、これには後悔していないです。いじめにあって、怖くて学校に上手く通えなかった私が、今では高校でちゃんと登校して勉強も出来ていることが、誇りに感じます。これからも少しずつ成長していきたいです。