塾に通うことが出来ない分、内申点で補うしかない人もいます。テスト前とか塾に行く時間を丸々テスト勉強に充てられるから内申が高いんだと思います。内申が高い=頭が良いというわけではないのでは。そもそも私立上位校は内申関係ないところが多いのでそういうところを目指している人は内申があまり高くない感じです。(私の地域では)
23区東部の民です。自分の地域は23区イチ内申が取りにくい不毛地帯と言われています。提出物・出席率のクリアは基本として、定期考査で90点以上取ってオールAの評価でも5を取れません。5をゲットするには担当教師にわざとらしく質問しに行ったりゴマをすらなければならないのです。14-15歳が大人にゴマをすらなきゃ内申をとれないこの教育環境は異様としか言えません。
そんな要領が良かったり抜け目ない人が高内申を取る傾向ですが、そういった人は大概
偏差値(実態としての頭の良さ)が伴わないため、【内申と調査書のみで合格できる都外の大学附属校】を選んでいました。もし実力相応の内申なら、一般
受験でも余裕で合格できる大学の附属校です。
内申の割に
偏差値が低いから、都立進学校を
受験しても当日点を取れる見込みが立たなかったんだろうと言われていて、陰口を言われてまで内申美人を目指したことの弊害がモロに出ていて可哀想でした。
逆に、地頭は良いが先生に気に入られず内申が取れないという
偏差値高めの人は、果敢に国立や都立進学校へチャレンジし合格していました。内申不足をカバー出来る当日点を取れるからです。相当不安な挑戦だったと思いますが、正々堂々としていて立派でした。
高校
受験は、親や受験生本人の価値観がモロに出ることを実感しました。それはきっとその後の人生にも影響するものです。高みを目指す意志は大切ですが、それが自分の身の丈や幸せと合致しているかどうかはきっと、後々否応なしに実感することになります。
質問者様の「オール5の人が当日点400って何なの?」という感性に激しく親和性を感じ長々と書いてしまいました。失礼致しました m(_ _)m
内申甘い中学からオール5でうちの推薦突破してくる子はやはり
偏差値低めですよ。僕の出身中学は内申とても厳しくてオール5なんて一人もいなかったですから。日比谷合格の人でさえです。何なんでしょうねこの入試制度。
あのさ、要領で内申をとってる人の多くが
偏差値が伴ってない「内申美人」だってことを問題視してるわけ。理解できます??