>この【中高一貫120人(半分脱落?)】の意味
小学生の内に中高一貫に入れたら受験の勝ち組に成れると思っている保護者は多いと思います。
私の身内にも第一中学に入れて、高い
学費に耐えながら頑張っていた家庭が2つ有ります。
中高一貫に入れれば面倒見がいいので塾がいらないとうちの妹は言っていましたが、そんな事は無く大学受験の結果は無残でした。
高校で勉強から脱落する一番の要因は
数学が難し事です。
頑張っても
数学の点数が取れず、半分は文系を選択します。
数学がダメだと国立大学は難しく成ります。
江南以上を進学校と定義した場合、上位15%がそれに相当します。
まずは自分の子供が高校入学時の学力で上位15%入っているかが重要です。
01.高校受験をしない中学入学組は一部の生徒を除きあまり勉強しません。
勉強しないと高校に落ちるかもしれないというプレッシャーが無いのが一番の問題点です。
02.中高一貫の良いところは、
数学の進みが早い事ですが、脳が未熟なうちに早い速度で進むので
数学が苦手な脳の構造の子には地獄です。
03.そもそも上位15%の地頭がないのに、塾で勉強させて下駄を履かせていた可能性のある点。
偏差値60で上位15.87%です。
明訓の1類で100位程度だと
偏差値50%を割ってきます。
これらの情報から半分脱落と書きました。
中高一貫で入学したあとも、塾に課金して
数学で落ちこぼれないようにするのが国立大学入学へのポイントに成ります。
有名私立の文系でいいのなら、
英語力を強化して、
指定校推薦で入学するのが一番楽です。
英語は語学なので膨大な時間を使えば、努力量で地頭の良い勉強しない子を超える事は可能です。
先ずは高校
数学が出来るのか?を見極めて私立か国立かの進路を決めるのが無駄が無いです。
中学時点で頭が良いのと、高校受験の時に頭が良い事と、大学受験時に頭が良いのは次元が違います。
上位層はみんな努力するので、地頭の差が結構影響します。
だから親が子供の能力を見極めて、適切なルートの乗せる必要があるのではないでしょうか?
新潟高校が凄いから東大合格者が出るのでは無く、東大に入れる子供が新潟高校に集まっているだけです。
だから良い高校に入れたら安心ではないのです。