在校生ではないので、現状がわからず、本来回答する権利はないとは思いますが、やっていないだろうと思います。
まず、現行のセンター試験で、ギャンブル性が高く、大量失点する可能性が高い、安定性が低い科目は、
国語と
数学です。一方で、
英語・理科・地歴は、勉強をすれば、ほぼ確実に高得点できる安定性の高い科目です。(←あくまで、センター試験に関してです。)
ですから、
英語・理科・地歴を早めに仕上げて確実な得点源した上で、
国語と
数学も可能な限り高得点を狙う、というのがセンター試験でトータルで高得点する為の定石になります。
(私自身、
英語・理科・地歴の総失点は約30点、
数学の失点が0、
国語の失点が約70点で、
国語で大量失点してしまいましたが、トータルでは9割弱で何の問題もありませんでした。)
現高1が受ける共通テストのセンター試験からの大きな変更点は、現行のセンター試験でギャンブル性が高い
国語と
数学に、記述問題が加わるという点ですよね。
実際にどういう問題が出題され、採点がどうなるのかわからないわけですから、
国語と
数学がギャンブル性が高いということに変化は無いと思います。
(過去に共通一次、センター試験が導入された直後の2・3年は問題が簡単であったという例があります。もしかすると、共通テストの
国語と
数学も2・3年、易化するかもしれませんが、そう仮定することもギャンブルだと思います。)
ですから、現高1が受ける共通テストでも、まずは
英語・理科・地歴を確実な得点源にするべき、という定石に変化は無いと言って良いと思います。(←高1・2で
国語と
数学の勉強をする必要がないという意味では無いです。理系であれば地歴を、文系であれば理科を早めに仕上げたほうが良いという意味です。)
そういう次第で、高1の段階から、共通テスト対策をやっていないであろうし、やる必要も無いと思います。
平成28年度から高校入試が難化したことは、ご存知だと思います。この難化は、静岡県の中・高校生が新しい共通テストに見合った学力を身につけられるようにする為のものだ、と言われていることは言われています。
上述したように、大きな変更点は、
数学と
国語に記述問題が導入されるということですよね。
数学は、記述式でもマークシート式でも、解き方に大きな違いがあるわけではありませんから、1・2年時から特に対策する必要はないだろうと思います。
国語の字数制限のある問題に関しては、少し練習する必要がありますから、そういう練習を学校でやるかもしれません。
共通テストになるといっても、重点的に勉強しなければならない科目や勉強方法を大きく変えなければならない、ということはないと思います。