はじめまして。
質問者さんがどのような理由で両校を受験されるかにもよりますね。
どちらかが滑り止めという位置付けなら、基本は本命の方に重きを置くべきでしょうし、ただ、本命がかなり挑戦していて滑り止めが絶対条件なら、そちらに力を入れるべきでしょう。どちらでも良いからとか、両方合格を狙っていくのなら、どちらもまんべんなく対策すべきかと思います。それぞれで行った対策が他方の受験にまったく無駄になることはないでしょうが、違うタイプの学校を受験される訳ですから、そこにあった対策は必要でしょうね。
あと1点、余計なことかもしれませんが、
高専は高専であって、普通の高校ではないことをよく理解した上で受験されることをお薦めします。両校を受験される訳ですから中学での成績も優秀で実力もお持ちでしょうが、仮に高専に進学された場合は5年間、そこでしっかりやりきる信念がないと結構大変ですよ。
勿論、南高も有名進学校ですから基本3年後の大学受験に向けて切磋琢磨していくでしょうが、高専の場合は高校というよりは大学に近い感覚です。5年間という期間や専門性に特化している点もそうですが、1学年からでも自主退学や留年といった例もあります。学科や年度にもよりますが、入学してから5年までに留年、退学せず、ストレートに卒業できるのが大体80%くらいという過去のデータもあります。
質問者さんに確固たる信念があるなら何も心配する必要ないですが、少なくとも滑り止めで仕方なく、という進学は控えた方が良いかも知れませんね。
既に色々と考えての受験でしょうから、余計なことだったかもしれません。
いずれにしても受験まで残りわずかですが、頑張ってください。
高専についても詳しく教えていただきありがとうございます。とてもわかりやすかったです。夏からずっと南高をめざして勉強してきたのですが、私の将来の夢には高専のほうが合っているのではないかと塾の先生に言われたので第1志望をどちらにしようかなやんでいます。もちろん両方受験するつもりですが、まだ意思がはっきりしていないので、回答者さんがくださったご意見も参考にさせていただきながら、また塾の先生とも相談して第1志望をどちらにするか考えていきたいと思います。ありがとうございました!
ちょっと今年は分かりませんが、例年、良くあるパターンが、県立の合格発表の日の昼の12時が、高専の手続き締切りと言う事が。
南に合格してから、のんぴりと迷っている暇はありませんよ。
あと、高専の勉強も大変ですが、南も大変です。
どちらに行っても大変な事は間違いないです。
2つ上に投稿させていただいた者です。
南高のページに高専の内容を記載しまして恐縮ですが、
少し補足を投稿させていただきます。
質問者さんの投稿内容から、しっかりと将来を見据えておられるようなので参考にしていただければ幸いです。塾で聞いたり、高専の説明会などで既にご存知の事もあるかと思いますが。
質問者さんの将来の具体的な夢がどういったものかわかりませんが、南高への進学と迷われるということは恐らくその先の進学も考えてのことと思われます。圧倒的な就職率の高さが高専の魅力の一つではありますが、実は大学2年又は3年次への編入学でのメリットも負けずに大きなアドバンテージだと思います。
理由は3点。1つは試験日が各大学ごとに違う場合が多いので、重ならなければ複数受験が可能である点。大体、3校、4校と受けられます。
次に、大学にもよりますが基本高専生だけでの戦いである点。有名私立公立進学校の生徒はライバルではない点。
3点目は、受験科目数が限られている点。センター試験も受けません。
以上のような理由もあり、南高のような普通科高校からの進学よりもよりレベルの高い大学をねらいやすい傾向があります。勿論、本人の努力次第ですが。
ただ、進学組は大体各学科40人定員のうち少なくとも20人、できれば10人迄に入っていないと厳しいです。成績上位の就職組はありますが、逆はほぼありません。
いずれにしましても、しっかりとした目標があればどこへ進学されても頑張っていけると思います。
ぜひ、頑張ってください。
ご丁寧にありがとうございます。とても参考になります。高専から大学への編入について少し曖昧なところがあったのですが、おかげさまで高専からの大学編入がどのようなものか理解することが出来ました。残り日数も少ないのでまずは合格できるように勉強を頑張ります!