塾なしの自宅学習のみで膳所特色合格することは十分可能です。しかし指導者(両親、兄姉など)がいるかいないかでかなり合格確率は変わるかもしれません。理由は下記2点です。
1→指導者が全くいないと時間効率が悪くなり、難易度の高い問題の本質理解をしないまま学習を進めてしまう生徒が多いこと。
2→特に
小論文は中学生からすれば未知の分野であり、十分な指導が必要なこと。
また、あくまで一般入試を主に学習計画を立てないと足元をすくわれるかもしれません。例えば、
英語リスニングは特色入試にはありませんが、一般入試では配点の1/3がリスニングです。そのあたりも十分ご理解のうえ、ご参考まで。
いま中2で、定期テスト5科計が毎回460点以上の場合。
⚫参考書
中学総合的研究シリーズ(旺文社)
パーフェクトシリーズ(学研)
くわしいシリーズ(文英堂)
⚫問題集
中学総合的研究問題集(旺文社)
最高水準問題集(文英堂)
パーフェクトシリーズ(学研)
定期テストで毎回460点ぐらい取れるなら、このあたりがお薦めだと思います。
460点以下ならまだ基本を理解していない弱い部分がありそうです。まずは苦手科目の克服をチャート式問題集などできっちりやるのもよいと思います。
まずはこのような参考書・問題集で、一般入試をクリアするための実力を11月までにつけて下さい。特色入試対策は12月からでも間に合いますよ。
特色入試対策に特化した時には、まず赤本で傾向掴んで下さい。
小論文は指導者がいない場合、中学の先生にみっちり指導をお願いできれば何とかなるかもしれません。
また、文系・理系問題の両方ともに記述問題が相当あります。これは常に深くまで理解しようとする学習習慣と学習姿勢が必要ですね。
長々と失礼しました。ご健闘をお祈りします。
勉強は全て積み重ねです。中2範囲までが完璧でないと中3範囲も不完全なものに仕上がります。特に
英語と
数学は積み重ねの教科なので、中2範囲までで分からないところがないところまで春休み中に仕上げて下さい。
同じぐらい大事で時間がかかるのは理科です。中1〜中2までの分野も入試に出ます。物理・化学・生物・地学が均等に出ますので、参考書をよく読んで本質理解に勉めて下さい。結果を覚えるのでなく、原理や実験目的を理解することが大事ですよ。
どれだけ努力したかで結果は必ず変わります。頑張って下さいね。