大学の先生方の本音は、「高校生時代にはもっと基礎学力をつけて下さい。それから大学で研究をしましょう」なのですよ。基礎学力が不十分で、格好だけ課題研究するような最近の高校教育のせいで、日本の科学研究力が衰退して行ってるのが大変残念です。
課題以外でも、個別に興味がある人は学外でも研究します。
1希望して進学したはずの学部が合わない。
2希望した大学や学部に入れず、第一希望ではない学部に入学した。
3
偏差値や学力合わせて文か理を選択し、合格可能な大学、学部を、学校名や
偏差値順に決めて受験した。
みたいなパターンになると、大学に入ってもサボりがち。単位のとりやすい講義を選び、とりあえず卒論、とりあえず就活なんてことになる。
海外との比較で言えば、基礎力+興味+目標+やる気。それが足りないので、単一課目でもスキップ有りな海外にも成果で負けてしまうのですよ。
課題研究は、自分の興味は何処にあるか?将来の研究の為の土壌確認や種蒔きの様な物です。「勉強の邪魔になる」とか考えてする物でなく、将来の充実の為のチャンスを掴めたり、専門課程の大学へと進む前に、自分を再確認出来る良い物だと思いますよ。
詰め込み教育に戻った結果、世界に比べて、小、中、高と自ら考え学ぶ力の不足と低下が問題視され、今の受験改革に。
受験に対して「時間の無駄」という考え方はあるかも知れませんが、将来の為に必要だからカリキュラムに入ってきてるのではないですかね。
過去問や今の受験問題も昔に比べて「詰め込み」では対処できない感じですし。
とりあえず大学という時代も、少子化で学生数を絞られて、なんとなく終わりに向かってそうです。