高校入試の難易度は東と守山（石山も）は全く同じでしたが、入りにくさだと守山の方が地域的に人口が多く倍率が高くなるので、東の方が若干入りやすいはずです。
入学後はどちらも生徒のレベルや授業内容やペースも同じようなものだと思いますが、しかし１年と２年で受ける進研
模試の英数国３教科平均点で東は守山に（近江アカデミーにも）１０点以上の差で、負けることがあります。
これは多分、守山は県立守山中からの内部生が相当優秀（アカデミーは特待生のレベルが相当高い）なことに合わせ、守山は学校の面倒見がいいことが反映されていると考えられます。
東は予習復習型ですので、できる人は自発的にやっていけますが、そうでない多数派にはかなり厳しい部分があります。
ゆえに東の難関大（京阪名）現役合格率は５割も無く、守山よりもかなり落ちます。
部活動に関しては、野球部がここ数年は甲子園に行くどころか、県大会途中で敗退することが多くなってますが、新聞部はよく頑張っていると思います。
守山の部活動については、ごめんなさい、あまり知りません。
以下のサイトには、滋賀県の高校からの1950年以降の東大・京大合格者数が示されています。
https://www.shindeme.com/entry/tk_shigaこのサイトによれば、1950年〜2019年の京大合格者の累計は、
彦根東: 1008人
守山 : 64人
となっており、合格実績を歴史的・累計的にみると大きな違いがあるようです。
彦根東高校は、彦根藩藩校以来の200年以上の歴史を有する伝統校で、国宝である彦根城のお堀の中に位置するという稀有な存在です。
このように、近年の合格実績等を比較するだけでは、見えないものがあります。
彦根東高校は歴史・伝統のある素晴らしい学校だと思います。
詳しいデータがあるんですね。
確かに東は全県一区になるまでは、滋賀県内では膳所に次ぐ絶対的なＮｏ２でした。
このデータを参照してみると、全県一区制度によって、旧湖東地域からも膳所に抜けている傾向がかなりあるが故に、特に２０１０年以降は難関大（東京名阪に国公立医学科）志願者層の厚みが弱くなっていると感じます。
近年だと滋賀県内の京大合格者総数の内、膳所が占める割合が８割近くあり、非常に県内高校の合格実績の推移が客観的に分かって良かったです。
あと驚いたのが、長浜の虎姫が昔はＮｏ３だった時代があったことです。
確かに東は今では長浜や米原からの生徒が３割４割程度占めるので、虎姫の進路実績はかなり悲惨ですね。
勉強になりました。
皆様ご回答ありがとうございます。しかしながら彦根東と守山はそもそも入学定員が違うので合格者数で比較するのはナンセンスなのではないかと思うのですがいかがでしょうか？合格率で比較した方が理にかなっているのではないかと感じるのですが
絶対数よりも合格率を比較するのは、条件を揃えるためには、理にかなっていると思います。
でも、条件を揃えるためには、守山の実績から内進生を除く必要はありませんか？また、湖南地区の成績優秀者はほとんど膳所を目指すので、守山志望は少なくなる一方、彦根東は地元や湖北の成績優秀者が入学する可能性が（少なくとも守山よりは）高くなると思います。その条件はなかなか揃えられないのではないでしょうか。
質問者さんにとって、どちらの高校がより学力を伸ばすことができるかを考えることが大切だと思います。
放課後や部活後の学習を充実しようと思うなら、通学時間が短い自宅の近くが良いのではないでしょうか。成績優秀な友人から刺激を受けたいのであれば、優秀層が多いであろう彦根東と思います。守山の内進クラスとはクラスが一緒にならないから、友人になる確率は低い。それなら彦根東の方が成績優秀者と友人になる確率は上になると考えました。まあ運ですけどね。
数値の比較は参考程度にして、その他の条件にも目を向けたらどうでしょう。
膳所にせよ、彦根東にせよ、守山にせよ、
相当数が塾に通っていて、そこで情報交換等するし、
モチベーションが持続できれば、どちらの高校でも良いようにも見えます。
塾選び（塾行かないも選択肢に含む）の方が大事かもしれませんね。
モチベーションの維持という点では、
自分がどういった雰囲気の中に身を置きたいかが重要で、学校からの指示をどれくらい「拘束」ととらえるか、周りの生徒を見て「あいつがここを狙うなら俺は」といった雰囲気が苦になるかならないか、がポイントのように思えます。
周囲のことは気にならない、俺は俺、教科書書き写しなど無意味な課題は先生の指示であろうとも容赦なく無視して白紙提出する といった腹が座った生徒さんなら、どこでもOK。自分で学習計画を組み立てていくでしょう。実際にそういった生徒さんは居ます。
自主性にまかせてもらえる環境に身をおきたいなら、膳所一択。
学校のサポートを積極的に受けていきたいなら彦根東か守山ですが、サポートの濃さまでは分からないので、説明会などでご確認ください
進学実績で選ぶなら、膳所を除外すると、安定した成績を挙げ続けている伝統の彦根東か、安定性に欠いても勢いがある守山か、です。
どちらも良い学校であることに変わりありませんが。
その他、学祭、部活、SSH等探求活動、進路指導バックアップ体制 それぞれ各校特色あると思いますので、学校説明会を活用されることをおすすめします。
学祭については、上記3校とも生徒の自主性に任せられていて、各校とも内容が大変充実しているのが特徴です。学祭についてはどの学校を選んでも後悔しないでしょう。
東では今年から全生徒に自腹で１０万円のタブレットを購入させています。授業でタブレットが有効に活用され塾に行かないで済むようになるのなら、東へ行くのがいいかもです。
ただし、経済的に余裕がない家庭には苦しいですね。
またＳＳＨに関しては、今年が指定４期目の最後の年度で来年はもうＳＳＨ指定は受けられないそうです。おそらくＳＳコースも廃止されると思いますので、その辺の情報もしっかりと確認するとよいかと思います。
なんか東の進路実績が最近あまりよろしくない感じがします。
とくに現役で旧帝大行く率が、自分の時（３年前）１０%近くあったのが、５〜６%ほどに下がってる。
ＳＳＨは選抜クラスではないし、文系の自分には何の関係もなかったから、まあ致し方ないと思います。
共通テストへの移行とコロナ対応が重なって、在校生には大きな負担が掛かっていると想像できますので、直近１〜2年のことでしたら、あまり気になさらないでよいのではないかと思います。
令和２年度(2021年３月卒業生＋浪人)
守 山(定員280人) 東大0 京大11(現8/浪3) 阪大14(現14/浪0) 神大11(現10/浪1)
彦根東(定員320人) 東大1(浪1) 京大12(現4/浪8) 阪大13(現5/浪8) 神大10(現7/浪3)
守山は現役率が大変高いです。
彦根東は浪人してやっとこの数字です。
守山、彦根東の生徒さんを見ていて、
実際に浪人を経験した人の実態を間近に見ると、浪人したからといって伸びる人は15％も居ません。
集中力を発揮して伸びる人は元々実力を持っていて部活を3年生の夏休みくらいまで一生懸命に取り組んだ人に多いのです。
浪人というのはそれほど厳しいものなのです。
ですので、浪人生を含めた数字でみても意味はあると思っています。
入試難易度
石山＞＞守山＞＞＞＞彦根東
大学進学
守山＞彦根東＞＞＞石山
と言う感じ
