堀川はやや神格化されているイメージが有るかと思います。探究もできれば、勉強も一流で、そうかと思えば遊びも恋愛も何もかもこなせると。
しかしながら、そういった両立をこなせる生徒は元々のスペックの高いごく一部であり(学校教育ではなく彼らこそが真の堀川の華やかなイメージの支えだとも言えるわけです)、多くは勉強以外の活動で疲弊してしまいます。入学当初は殆ど全員が現役東大京大医学部合格を希望しています。しかし現実では元から能力の高い2割程しかそれを実現することができません。
また、それらの大学に受かっている生徒のなかには合格最低点ギリギリでもう一年かけてもおかしくなかった人も多くいます。実際全国の難関高校が受ける
模試でも例年全国平均を下回ります。
本校から医学部を狙うのであればお子さんの能力次第で学校まかせにしないことが重要です。
洛南にも子どもがおります。やはり、本人の気質が校風に馴染むかどうかが思春期の大切な育ちを大きく左右するように思います。スキー合宿へ行った際配布された冊子にはバス乗車時の手の振り方まで指示されていて笑いました。自分で考える力を奪われる洗脳状態や、KYな医者は本当に危険因子ですよね。あくまでも洛南は宗教法人の私立教育です。
人間として豊かにあって初めて医を志す人であってほしいので、我が家は堀川探求を選びました。
高校の探求程度であっぷあっぷしていて、京医その後通用するんでしょうかね。
うちも堀川と洛南で悩みました。塾は堀川を薦めてきますが、あくまで高校入試で京都最高峰の堀川探究に合格可能性があるから薦めるのであって、決して合格実績のためではないです。
うちは京大非医希望ですが、入試制度が変わる中、推薦と一般狙うため探究など様々な経験ができる堀川を選びました。
堀川高校探究卒業生です。医学部に現役合格しました。高校合格して直ぐに、現役予備校に通いました。なので、塾で大学受験の勉強をやり、一貫校〔洛南、洛星〕に追いつく為のカリキュラムをやり高校1年夏休み明けには、追いつく事が出来ました。学校は、友達もいるし楽しく過ごして来ました。探究活動や、文化祭、体育祭など、学校に通っている間にしか経験できない事を楽しめて良かったです。周りの友達も、優秀なので、進学先に対しての意識も高かったので、一緒に乗り切る事が出来たと思います。洛南の高校入りは、入ってから中学入りの人達とは、殆ど交流が無く、あまり良い話は聞きませんでした。
医学部に現役合格したいのであれば、堀川高校であろうと、洛南や洛星であろうと、塾は絶対必要になると思いますし、最終的には本人の意思の強さが必要になります。今、何年生なのか分かりませんが、現役医学部に合格したいのであれば、高校3年間は、本気で勉強をする事になる事になると思います。