今稲園のボーダーを正確に予想できる人はいません。
現行制度になって以降、全て定員を割っているため、ボーダーは存在しません。
ただ今年度も制度に修正がありましたし、まだまだ制度変更の過渡期です。
ボーダーラインも容易に5%、10%動くこともあり得ます。
とりあえず私の知っている、今年の稲園受験生の内申点と、
過去問の点数を書いておくと、Aさん…内申225、
過去問375、Bくん…内申210、
過去問430、Cくん…内申195、
過去問360(
過去問は一昨年のもので3週間ほど前に実施、数字は概数)
Aさんは推薦も受験し、落ちた場合に一般に回る予定です。
こんな感じになっています。
ボーダーの予測は難しいですが、確実な合格を目指すならば8割以上、少なくとも7割5分は取れるような勉強をしておいた方が良いでしょう。
学区拡大で、西宮から尼崎へ出ていくのは基本的には、西宮の中上位校に行けない生徒です。ですので、稲園はそんなに難化しないでしょう。せっかく西宮が好きで住んでいるのに、尼崎に行くのは抵抗もありますし。
もし稲園が他市から上位層に来てもらいたいなら、学区拡大より、他市の上位校を上回る進学実績を残すこと先でしょう。それが唯一できているのが、伊丹に対してであり、だから伊丹からの志願者/合格者が多いのだと思います。まぁ伊丹の中学校は上位層を市外に出して、下位層の地元公立高への枠を確保するという狙いもあるようですが。
今春から稲園は全員が単位制の卒業生となるはずですが、進学実績は飛躍的に向上しそうですか。もし、そのあたりの事情に詳しい方がいれば教えて頂きたいと思います。総合選抜にしばられた、西宮、宝塚、川西の一番手高を圧倒できるようであれば、減少を続けている稲園への進学希望者数も来年は大きく増加するのではないでしょうか。