広島国泰寺高等学校 - 広島県 公立

理科はそれでいいとおもいますが、理科及び数学なので数学に関しても言わなくてはいけません。

小論文、面接などについては別の方が詳しく書かれておられますので、そちらを参考になさって下さい。
どちらも合否を分けるところは、自分の特長を明確に伝えられるかどうかです。
内申点は、何も自分に特長がない人の場合には、勉強ができることを特長としなければならなくなるため、130くらいも必要と言われますが、何か特長のある人の場合には90くらいからでも合格します。
基本的には、スポーツであれば、中国地方大会以上で入賞以上の実績を持つ、文化でも各種コンクールなどでそのくらいの実績を持つ、資格ではその資格取得に高校卒業かそれ以上の学力を要求するものを持っているというのが特長として通用するかしないかの分かれ目になります。
要するに入学してからちゃんと授業についてこれるだけの学ぶ力があるかどうかを、ペーパーテスト以外で判断しようとするものですから、甘くはないです。
まだ６校選抜であった頃の大昔から国泰寺にはあったもののようで、それが今は選抜１として分けられている格好になっているようです。
古い話ですが、私は６校選抜時代、内申８５くらい、第２級アマチュア無線技士持ち（当時。全記述式、短期大学１年生程度）「６校絶対無理」と言われていましたが、第２志望で国泰寺合格（多分、国泰寺だけが認めてくれた）、娘は今の入試、内申８７で選抜１普通コース、英検２級持ち（高校卒業程度）で合格しています。一方、娘と一緒に受けた子が内申１０７、英検準２級持ち（高校中級程度）で選抜１普通コース、落ちています（ただし選２で合格）から、選抜１のボーダーはやはりそういうことになるのでしょう。

ていねいなお答えをありがとうございます

しっかりと自分の内なる物を
伝えられるようにします！

具体的に資格なども示していただき
有り難かったです。

ありがとうございました。

いくらでもありますが、オーソドックスなところで

０÷Ａ＝０、Ａ÷０＝解なし、０÷０＝無数解ですが、なぜ？

地図を隣接する領域が異なる色になるように塗り分けるには概ね４色あれば足りる。なぜ？

まあ、こういったところです。

でも、理数コースの選１受検で理数アピールポイントが…というのはまずいです。ここは根本の「適性」をみるところ。スパッと自分なりのものが出てこないといけません（質問するようではまずいです。）
理数の適性ってのはもの凄くて、数学だと中学生で大学の数学の問題を面白がって解く子がいる、理科でも大学の化学、生物、地学分野の問題（物理はさすがに高校以上の数学を使わなければならないことから滅多にいませんが。）を面白がって解く子がいて、そういう子が理数コースの選１に集まってきますから…

単純に成績順の選2も考えておいたほうがいいですね。

選抜1は国泰寺高校が「毎年、その年に欲しい生徒から順に採る」試験のため、「調査書点だけ」であれば、そのボーダーは１３０とも言われます。従って選抜1は「運」あるいは「くじ引き」などと言われます。

しかし「運も実力のうち」です。

要は、国泰寺高校の生徒としてふさわしいことはもちろん、この生徒は将来、国泰寺高校の卒業生としてふさわしい業績を世に残す可能性があるのかも含めてみてきますから、そこに注意です。

「ふさわしい業績」は、概ね、卒業生の実績からになります。まずは公表されている出身者（戦前の卒業生ではなく、戦後の卒業生が大切です。）の業績をよく見て、その業績を出すに到ったそれぞれの考え方、生き方についてよく研究してみて下さい。実は共通点＝国泰寺高校で学んだ人らしい共通点があり、それがベースになっていることがわかります。ただしここはカンニングになりますので、私も教えることはできません。自分で見つけてください。

それを踏まえ、志願書の志願理由のところをしっかり書くこと、そして当日の小論文、面接に臨み、自分を出しきって下さい。あなた自身が卒業生の業績と生き方に共感できるのであれば、自然にそれが当日の小論文、面接にあらわれ、高校側も「気に入る」ことになります。

公立高校です。伝統校といっても、私立のように建学者の精神がベースとなり、受け継がれているわけではなく、広島県民の意向が受け継がれ、伝統になっていることから、「伝統ある貴校で学びたいと考えた」といった「学校を賞賛すること」は「誰もが言う挨拶」くらいに考え、学校の伝統についてはそれをこれから自分はどう活かし、地域社会と日本にどう奉仕していきたいかについてくらいまでしっかりまとめて下さい。

まあ、これは大丈夫でしょうからヒントを出します。

「勉強はちょっとだけできないが、「賢さ」、例えば先見性とずば抜けた行動力で全国、世界にはばたいている国泰寺卒業者」ということです。それを可能としている、高校時代に得たものは何であるかです。

例えば経済界、１００円均一ショップ、ダイソーの創業者（社長）は出身者ですが、出身大学はここでいろいろ言われている難関校ではなく、今、その日本有数の企業トップらしからぬ面白い発言でよく知られています。そして自分自身の中で、国泰寺高校を大切に考えられています。

フジテレビの現社長も出身者で、東京在住の出身者をフジテレビに招待されたりと、国泰寺高校を大切に考えられています。

司法では、大阪弁護士会会長が出身者であったとき、時の知事の差別的な発言に対し、日本の歴史に残るコメントを出されています。

学者では、ここで言われている二流、三流大学（学部）からトップレベル校の大学院に進み、そして日本初の業績を残している、それもその専門で、日本全体の考え方を改めさせているほどの大物が多いのです。普通、日本初の業績を残すだけの学者は、学部からしていわゆる一流校ですが、そのパターンによっていないというのがあります。

ここに一体、何が隠されているのか。見抜くことができれば、よい文章としてまとめることができ、面接も上手くいくでしょう。

大変細かくお答えいただきありがとうございます

私の考えではいたっていない
深い部分をお答えいただきました。

真摯に受け止め考えていきます。
国泰寺高校に「格」を「合」わせ
合格をいただきたいと思います！

ありがとうございました

市内の公立５校をなめたらいけないですよ。どこも各中学校での上位１５％に入っていないと入学できません。この１５％がいわゆる「世界を相手にする日本の一握り」であり、およそもうこの子たちに能力差はありません。現役生、卒業生ともに「嫌だから皆、言わない」だけのことで、言わせたらえらいことになります。

なぜかと言うと、今、世界を相手に日本を動かしている頭脳陣はぎりぎりの２０％、よって卒業生のほとんどが最終的にそれぞれの道で日本の頭脳の一員となっていく、既に選ばれた者であるからです。

しかし先進国として安定するに必要な頭脳は最低限３０％です。つまり日本全体として慢性的に頭脳が足りておらず、日本だけがさまざまな深刻な社会問題を解決できていない、頭脳陣がオーバーワークになってどんどん倒れている悩みを抱えています。実際、先進国中、これだけ多くの頭脳陣が倒れている、つまり頭脳陣を平気で潰している国はもはやありません。

国家として文教に投資せず、学校を序列化して学校名で人物までも評価する、そんな中身が伴わないだけならばまだしも、国家滅亡の危険性を伴うことを長年やってきた、いまもってやっているがために、慢性的な頭脳不足を招き、先進国とはとても呼べない、貧困の蔓延した日本になってしまったと言っても過言ではないのです。そしてこの貧困格差社会から離脱するための方法は、今からでも決しておそくはない、ひとりひとりが勉強することであり、それ以外にはありません。

さて、もちろん学部などによって差はありますが、広島大は平均して高校生１００人中、上位３人くらいまでしか行くことのできない難関校です。そしてこれを超える大学になるともう、１０００人中何人という、けた違いの話になってくるのです。

国泰寺は上述の通り、入試で上位者１５％までに絞っていることから、さらにその中の上位者２０％くらいとなり、５人に１人程度になります。で、実際にはこの２０％は広大以上に進むことのできる習熟度となっているため、結局、８人に１人くらいが広島大に進む計算になります。実際、その通りになっています。

そしてさらに他、８０％の生徒はどうなのかと観てみたら、どっこい、難しいところに片っ端から合格しています。つまり何の問題もないどころか、皆、よくやっています。

難関大学を卒業してもエリートになれるのはごく一部といった声も多いですが、それは実に１万人に１人の「天才選び」の話、その選に漏れた９９９９人は役に立たないと言っているに他なりません。

このような無責任な風潮が日本をここまで駄目にしたのです。

国を豊かにしていくためには、ひとりの天才を「成功させること」、つまり、１人の天才をガッチリ支える、３０００人の「秀才」が必要であるのです。

さらに３０００人の秀才の頭脳を集めれば１人の天才の頭脳に勝ることもできます。

その貴重な３０００人の秀才、日本は実際には人数不足で２０００人ですが、その人たちを大切にしない、さらにはその卵である高校生を小馬鹿にするようでは全く駄目なのです。

老いて病んだ自分を助けてくれるのは、この子たちなのです。

人は皆、病と死から逃れることはできません。自殺しても他人様に多大な迷惑をかけ、お世話になるのです。ゆりかごから墓場まで、人は他人様のお世話にならずに１日たりとも生きることはできません。人は皆、お互い様の「人間」である以上、自分には何ができるのか、どんな小さなことでもいいから他人様のために何かをする、そのために勉強もする、それが人間です。

鯉城第７０号の松尾たいこさんの近況報告が、全く国泰寺出身者らしいと感じました。

国泰寺出身者のほとんどが、自分が「選ばれた人である」という意識は持っていません。むしろ「平凡で何もない自分」と思っています。

けれども、平凡で何もない自分だからこそ、一生に渡って勉強しなきゃ駄目、勉強して、みんなのために自分にできることをしないと、自分がこの世に生まれてきた価値がないの意識が人一倍強い、つまり、もしも自分が選ばれた人であるならば、「勉強のできる人」としてではなく「ずっと勉強をすることのできる人」として選ばれたのだとの意識を強く持っています。

選抜1を受検される生徒さん。この点をよく考えて小論文、面接に臨んでください。

えっ！？こうくるかのオチ。納得しました。淡々と述べられていますが、これは中学生にとってはかなりの難問。選抜1で簡単に通らないわけですね。

広島大学なら県内の偏差値60以上の公立高校でクラスで１０位以内を保てば行けますよ。
公立の上位の高校は合格者は毎年50から60名くらいだと思います。

早慶上智はゆとり脱却の影響で合格者は国泰寺に限らず舟入や基町も今後は減るでしょうね。
だから、結果として基町、舟入、国泰寺の難関レベルの大学の合格者の人数の差は殆ど無い感じになるかもね。

今はあちこちの進学校で「脱調査書」、比率はもう当日９割、調査書１割くらいで、それこそ早慶上智以上対応の生徒を集めようとしている、学校としてかなり焦っていると感じますが、国泰寺は悠然として、そうはなって欲しくないですね。
国泰寺も調査書点割合が低くて２割ですが、２割くらいは中学時代の努力（要するに授業態度）を観るを維持しないと、塾で勉強、学校無視で皆に迷惑かけまくりのとんでもないのが入ってくるようになります。国泰寺生の売りは昔からずっと「高い人間性」ですから、めちゃくちゃな奴が入ってくるようになると皆が散々なことになる。
知っている奴に、調査書関係なし、当日試験全てのある凄い高校に行ったのがいますが、塾で勉強していて、学校では先生の胸ぐらをつかんで黒板に何回も叩きつけて眼鏡を割って怪我をさせるわ、病気がちの弱い子を徹底的にいじめるわ、授業中はずっと教室の後ろにたむろして花札賭博、テストはその連中で堂々とカンニングのもうめちゃくちゃ。親呼び出し数十回。それでもその凄い高校に合格して行きましたから、あれは本気でアタマにきました。
そんな奴が難関大に進み、将来、社会のリーダーとなっても社会が困るだけ。事実こいつはブログで中学時代のこの「武勇伝」を披露、さらに高校名と大学名をオープンにしているため、同じ高校、大学出身の人から大顰蹙を買っています。
今後、難しい大学の合格者数がかなり減ることになっても、やはり人間性をしっかり評価して生徒を採り、大切に育てて欲しい。難関大合格者数を増やしたいがために、とんでもない奴までも集めて勉強を教える高校にだけは絶対になって欲しくないです。

全く当日次第ですね。

当曰はどのくらい目指せばいいのでしょうか

調査書点は９０くらいでも１２０くらいでも大して変わりません。実際、調査書点９０くらいでも通ります。しかしこのために当日が激戦、８割目標でがんばって下さい。
一応、調査書点１００が合格できる当日点をとることのできる学力の下限の目安です。
１１７はその点では十分ですが、実際、１２０あっても落ちる人がいますので、油断は全く禁物です。

ありがとうございました。

オープンスクールに参加された時などに過去問を頂いたと思うのですが...

私はオープンスクールに参加しましたが、過去問は配られませんでした。
私も選1の小論文と面接について知りたいので、ぜひアドバイスをお願いします。

理数科の小論文も普通科の小論文もテーマが違うだけで、書き方は同じです。
国泰寺の小論文は、「ここに示したデータをもとに、あなたの考えを４００字（５００字）以内で書きなさい。」という出題がされることが多いです。
従ってまずは、新聞のコラムをよく読み、その書き方をまね、起承転結をはっきりさせる練習をすること、次に、自分で何かのテーマを設定し、原稿用紙１枚にまとめる練習をすることです。「〜と考えられる。」「〜と思われる。」といった言い方も自在に使うことができるように練習して下さい。「〜だ。」「〜である。」の断定を使う場合には、その前にしっかり根拠を書かないといけませんから、できるだけ使わないようにするといった練習も必要です。２０枚くらいも書けばできるようになるでしょう。
面接は普通に失礼のない態度で臨むことができるようになることですが、これは日頃の自分がもろに出てしまいますから、今からでは、入退出のしかたや着席の仕方＝形式の練習くらいになります。そして英語面接が心配でしょうが、英検３級程度の会話ですから、慌てなければ大丈夫です。ただし、わからないから黙ってしまうと駄目で、デタラメでも何でもいいから、とにかく全問、答えることがポイントになります。実際これもあまり練習のしようがないです。

それからこれは中学校の先生方にも文句を言いたいところですが、よく使う「なので」は×です。「それだから」「よって」などとするのが○です。他にも使うことのできない言葉がありますから注意してください。
ただし論述の上手い人は意図的に「うざい」や「ダサい」などの俗な話し言葉を「」付きで小論文中に折り込むことをしますから、そのあたりのテクニックも新聞のコラムなどをよく読み、学んでおいたほうが良いでしょう。そして、インターネット上にある俗な記事は通用しないと思って練習して下さい。

気になるので、よく失敗する語について示しておきます。

やっぱり×→やはり○、あんまり×→あまり○、そんな×→そのような○、こんな×→このような○、重たい×→重い○、ごっちゃ×→混雑、乱雑などで○、真逆×→正反対○、ざっくり×→おおざっぱに○

新語として認められてはいるものの、目上の人に対して使うべきではないとされている言葉として「ほっこり」があります。つまり、小論文では使えません。

意外にも、うざい×→うざったい○です。これは「うざったい」は正式に確認されている方言であり、さらに標準語に完全に同一の意味となる言葉がないためです。同様に広島であれば、「はぶてる」が○です。同じく標準語に完全に同一の意味となる言葉がないためです。

大変詳しくありがとうございました。

もしかしたら不機嫌になってしまわれる先生もいらっしゃるかも知れませんが、怒られることはないです。（なかったです。）７割が国公立、３割が私立に進学していることから、国公立重視の進路指導というよりも、国公立向けの進路指導になっているというのはあります。

怒られはしませんよ。学校は国公立大重視ですのでセンター試験でも必須科目の少ない広島市大や北九州市大等を国公立大の志望校にして自身では私学のMARCH等を第一志望にしておけばいいと思います。友達で早稲田・明治・広島市大を受験しすべて受かって早稲田に進学した人がいます。そうすれば受験科目の学習も無駄なく遠回りせずやっていけますよ。

質問によります。どういうことをしてみたいかと聞かれたら、こういうことをしてきた、今しているから、高校ではこういうことをしてみたいといった答えになりますが、例えば現在の宇宙のはじまりはこのように考えられているが、あなたはどう思いますかなどと聞かれたら、それを支持するならば、それを支持する理由、支持しないならば、それを支持しない理由を答える必要があります。いずれにしても質問内容に的確に答える必要があります。
質問内容をいろいろ予想し、答えを考えて面接に臨んでも意味がありません。

中学の先生が考えて指導しそうなところですが、校風だの最先端の理数教育だの、そんなところは皆が毎年同じように書いてきますから、インパクト弱すぎます。
創造と言っても「科学的な創造」について書くと違います。
何かありませんか。私は中学時代に発明工夫展で受賞したこと、自分であれこれ調べ、この原理が使えると気付いて作品にしたことを書きましたが、例えば子供の頃から科学が好きで、こういう分野を自分なりにこう研究してきた、それをより深く探求してみたいといった「自分の科学に対する興味に素直なところ」です。
読み手に「また似たようなことを書いている。」と思わせると駄目です。