まず第一に児童生徒が少なくなってしまったこと。
荒尾高校、鹿本高校他いったん定員割れがはじまると徐々に深刻な事態になっていく。
教員の努力とか改善とかのレベルの話ではない。もちろんベストを尽くすのは当然のことではあるが。 定員を満たすだけの子供がいないのだからどうにもならない。荒尾玉名地域では海陽中、玉中以外は一学年50人から100人程の中学校がいくつかあって一学年ざっと1100人ぐらいいるとおもう。荒尾玉名地域においても上位1パーセントの10人は難関大学を突破していくだろう。しかし、ここから第二の理由、県北学区などあってないようなもので実質的には全県一学区となってしまっている。県央学区の
偏差値序列に組み込まれた。そこに熊高合格者を一人でも多く積みたしたい学習塾が目指せ熊高と拍車をかける。玉名高校に進学しようと勉強してたのに熊高いけますよと言われて親も子供もグラッときて玉高ではもったいないですよといわれて何がどうもったいないのかよくわからないままその気になってしまう。最上位の半分いやもっとかもしれない人数が熊本市内の高校を受験しているのではないか。それにしても玉高附属中の志願者減は奇妙だ。
今年に関しては、補欠合格を加味すれば2人か3人程度しか不合格者が出てないような気がします。うちの子供も合格できましたが、入ってからどう頑張るかだと思うし、例年と比べて玉附中に入りやすかったとしても、普通の公立中学に比べると勉強出来る環境はあると思うので、倍率はむしろラッキーだったと捉えています。ただ、今年も今の所、玉名高校は定員割ですが、八代高、宇土高と比べ高校定員が40人多いのは理由があるんですかね?同一の定員なら割れてないので、イメージが全然違う様な気がするのですが。また、都心部の公立中高一貫校は高校からの入学者定員をかなり絞っていて(筑波大駒場高など)東大百人以上の学校もあるので、例えば玉附中も定員120、高進生120何かにすれば、より公立中高一貫校としての特色が出せるのではと思ったりします。制度上の障害があるかも知れませんが、学校関係者、OBなんかで県北1の進学校として色々と真剣に考えて行かないとですね。