おそらく、授業内容は普通科と違っても、探求科だからといって頭が良いということにはならないと思います。現在山東には探求塾というものが有志で行われていますが、頭がいい人が所属しているという訳ではありませんので…
塾では、最上位のクラスに「探究科選抜コース」のような命名をするなど、成績上位者は探究科を目指すのが当たり前、という雰囲気があります。恐らく、「探究科○○人合格!」という宣伝効果を狙っているのでしょう。
今後、各中学校でもそのような傾向が出てくる可能性はあると思います。
第一志望:探求科、第二志望:普通科
↑これは可能
第一志望:普通科、第二志望:探求科
↑これは不可能
だと聞いたのですが、どうなんでしょうか?
基本的には探求科に上位層を集めたいようです。
第一志望:普通科、第二志望:探求科
↑これは不可能
というのは、本当ですか?
もしそうなれば、実は普通科が第一志望でも、心理的に第一志望を探究科としたくなり、生徒は自分の希望や適性に合わない進路選択を余儀なくされる可能性があります。
また、万一探究科が定員割れした場合でも、普通科からスライド合格させることができないという問題が生じます。
確か探究科先進県の富山県では、
「第一志望:普通科、第二志望:探求科」
も可能で、年によっては探究科が定員割れして、普通科からスライド合格させているようですが・・・
詳しい事は夏に発表されると思います。
確かに富山県ではそういった事も起きているらしいですね。
ただ探求科は肝入りで作るので、普通科の上位互換として作りたいのではないでしょうか。
理数科のように理系限定で募集するわけではないので、そこまで適性云々というものはないと思いますが、研究活動は一切したくないというのなら普通科のみを志望するしかないでしょうね。
仮に「第二志望 探究科」を可能にした場合、富山県のように探究科が定員割れする可能性が出てくることを恐れているのでしょう。
もっとも上位合格する自信がある生徒は、どちらの科を第一志望にしても余裕で合格するので、成績上位者が探究科に集中するとは限らないと思います。
むしろ「第二志望 探究科」と書くと、本当は第一志望の普通科に上位の成績で合格しているはずなのに、恣意的に探究科に回されるというリスクがないとも限りません。
探求的活動がむしろ大学受験の妨げとなると考える一部のトップクラスの受験生は、普通科に行くと思われます。したがって、必ずしも探求科にトップグループが集中するとは限りません。
来年度のトップ合格者がどちらから出るか見ものです。もっとも、もし普通科から出た場合、学校側はそれを明らかにせず、入学式の新入生代表挨拶者は探求科のトップ合格者になるかもしれませんが。
探求科のみ全県一学区にするなどして上位化させた方がいいと思う。
庄内地区はともかく、置賜地区からは山形東に通うこともできるだろうし。
第一志望:探求科、第二志望:普通科
↑これは可能
第一志望:普通科、第二志望:探求科
↑これは不可能
ということになれば、
自信のない人は(第二志望まで書けるので)第一志望探究科とし、
逆に余裕で合格できる自信がある人が普通科を志望することとなり、上位層の多くが普通科に流れるのではないでしょうか。
星学院では山形東選抜コースが探求科コースになったり、やはり上位層は探求科に集まるのでは。
進学会でも山形東プレミアコースが、山東探求科プレミアと名前を変えていることから上位層は塾に刺激されて探求科を目指すと思います。
県教委が探究科を普通科よりも上位の学科と位置付けようとしているので、塾としては東高のトップが集う探究科に○○人合格!!という宣伝効果を狙っているのでしょう。
受験生は大人の事情に翻弄されることなく、自分の進路についてよく考えて志望学科を決める必要がありそうです。
第一志望:普通科、第二志望:探求科
↑
これが不可能だとすれば、万一探究科が定員割れしたとき、普通科から欠員補充できないこととなりますが、本当にそれでよいのですか?
わかりません。
他の高校の理数科はどうなんでしょうか?
定員割れすることもあるのでは?
山南は、山東と違い、
第一志望:普通科、第二志望:理数科
が可能です。
したがって、2年前に理数科の倍率が1倍を切った際、普通科からスライド合格させ定員割れを防ぐことができました。
山東探究科は、このままでは近い将来、定員割れの危機を迎えることでしょう。
第二志望で探求科が併願できないというのは
家庭教師のトライのホームページにそんな感じのことが書いてあっただけだから、南高の例を見ると併願できるかもね。
でも探求科は高学力者が集まると思うよ。
塾業界が探求科への競争を煽ってるしね。