よく県立医大は底辺とか言われますが、あくまでも国公立の医学部の中で比較して入学時の
偏差値が低めというだけす。地方の公立大学であることがその要因の一部でしょう。
偏差値が非常に高い大学の医学部を卒業しても医師国家試験を突破できない方々は沢山います。
県立医大は留年や卒験の不合格者が少ない上に国家試験の合格率は全大学の医学部の中でも常に上位にいます。要するに落ちこぼれる学生が少ないということです。
入学することができれば大抵の学生が6年で国家試験を突破し晴れて医師になっているということです。入学後にかなりの努力をしていることがうかがえます。
これは非常に素晴らしいことです。
自治医大もしかりです。
多くの私大や一部の国公立の医学部では合格できそうもない学生は国家試験を受けさせてもらえないので見た目の合格率は高いというマジックがあります。
そもそも県立医大や自治医大の大きな理念の一つに福島県や僻地の臨床を担う医師の養成があるのですから地元の高校生が志望してくれることは良いことです。
県立医大の地域枠の場合は入学年度には必ず
福島県緊急医師確保修学資金
を貸与されることが義務付けられてますが、
修学資金も6年間の貸与されれば、
学費云々はほぼ全額貸与される形になる。
貸与された修学資金の返還は、
県立医大卒業から2年以内に医師になり(県立医大の新卒の医師免許合格率は90%越なのでほぼ間違いなくクリアされる)、
勤務場所は、福島県地域医療対策協議会において協議され県に決定されるけれど、
卒業後の12年のうち9年間だけ県内の公的医療機関勤務(研修含む)すれば全額返金免除されるのだから、
いうなれば
授業料等免除と同じですね。
県内のどこの医療機関を指定されるかその時々だろうけど、
例えば、いわき近辺だったら田人とか河内村とか鮫川村とか、
僻地といっても福島県内であって離島とかではないので、さほど僻地感はないと思うけどなあ。
推薦でなく一般試験での場合は、
センター試験+医大での2次試験の合計1310点中、28年度も27年度も900点弱が合格者の最低点数だったようで、
国語、
数学、社会、理科、
英語をコンスタントに85%以上の成績とれるなら合格圏内かもね。
ガムバレ!