結論から言うと、合格難度や合格者平均
偏差値でみれば、どうしても東海高校より開成の方がいくらか上。
「ローカルな
模試だと東海も開成もそんなに差を付けられない」という言葉の意味は、問題が簡単すぎて、ある一定以上のレベルはみんな高得点を取ってしまい、差が分からなくなるってこと。
例を出すと、普通の公立中学の定期テストみたいな簡単な問題だと、真面目にテスト勉強した生徒なら100点を望めるし、当然東海レベルの者も開成レベルも100点取れるだろう。この結果を以て、三人とも互角かと問われたらそんなわけがないだろう、ってことはたぶん分かるよね?
そこで三者の差をはっきりさせるために、定期テストより難しい実力テストを課す。そうすると、一人は80点だったが、東海レベルと開成レベルは95点取れた。上二人は今のところ互角に見える。
さらに、駿台
模試やサピックスオープンのような難度の
模試をやると、実力テストなら80点取れた子は40点、東海レベルで58点、開成レベルで72点とかになってくる。ここまできて、上二人には相応の差があったと分かる。
ゆえに開成レベルを目指すなら、駿台中学生テストとか開成実戦オープンなどを受ける方が精度が高い。
ローカルな
模試だと、そもそも開成合格者のデータが無くて判定出せなかったりするので、「それはしょうがないから、東海でよい判定を出すのをひとまずの目標にしたら」というニュアンスの意見が出たのだと思う。