現役旭美生です。私が旭を目指そうって決めたのは中3の夏でしたよ〜。(遅い)中2の頃は、「あさひなんてむりむり!」って思ってました。
私も中学の時は美術だけはずっと5でした。それはもう当然の条件ってかんじですね。
卒業時の内申は32くらいで、良くも悪くもないかんじでしたが、(授業中寝ていたので態度で減点)そのぶん当日の試験対策はしっかりしました。塾で試験内容を教わったり、教材をといたり。今のうちから得意科目をつくったり、テストの点数を稼いでおいた方がいいかもしれないです。私は理科が苦手で成績がどん底だったのですが、
国語は1位でなんとかなりました。(正直そんなスリルはやめたほうがいい)
でもそれよりも何よりも、デッサンが大事です。
旭美の入試には、3時間で石膏像のデッサンをする実技試験があります。短い時間で正確に描く練習をしましょう。私は中3の9月ごろから毎日3時間いろんな石膏像のデッサンをしました。でも正直不安でしたし、やれるならやれるだけやっておいて損は無いです。もし入学しても基礎の基礎であるデッサンは必須科目ですから。身近に教えてくれる人がいれば教わりましょう。デッサン本を買って読むのもいいです。私のおすすめの本はアトリエ・ハイデの「デッサンの基本」という本です。よければ参考にしてください。
ちなみに私は私立の東邦高校美術科も受けたので、実技試験対策で手のデッサンも並行しました。他にも、卵のパックやブロッコリーなど描きにくいものにも挑戦しました。
7月には毎年体験入学があるので、ぜひ参加してみてください。アトリエに実際にはいることができ、「ここで制作をするのかぁ」という空気感を知ることができます。先輩の作品も見られますよ。
好きなことを仕事にしたいという気持ち、とても素敵ですね。私も受験を決めた理由は「絵を書いてる時が一番楽しいから」とか、「体験入学のときの先輩可愛かったから」とかそんなかんじです。そんな感じでいいんです。決心すればあとは努力するだけですよ。
旭美では、油絵や日本画、彫刻の技法を学びながら、自分が何を表現したいのか考えながらひたすら制作する毎日です。1週間の半分は美術の授業ですし、放課後はアトリエで居残り制作もできます。行き詰まることもありますが、周りの人やいろんなものから刺激を受けることができるいい環境です。ただ、自由な校風でもあるので、自分が何をするべきか信念を持つことが大事です。
真面目なことを拙い文でつらつら書いちゃいましたが、頑張れば絶対に大丈夫です。私も特別頭がいいわけじゃないし、絵しか取り柄のない平凡な人間です。
あなたが私たちの後輩になることを祈ってます。頑張って!