東高卒業生で浪人経験者の者です。
私の学年で浪人する人は体感的に3割弱くらいでした。
最近だと浪人を選択する人はもう少し減っているとの噂を聞きます。
浪人して第1志望大学の第1志望の学部学科に合格した人は私の知る限りではほとんどいません。
特に医学部志望だった人はほとんどが私立の薬科大などに進学して妥協して受験を終えていた印象です。
さらに京大や阪大といった難関大学は現役生の時からずっと
模試でA判定で、何で落ちたの?ってくらい成績の良かった人しか受かっているのを見かけませんでした。
学年300位とかですごく成績の悪かった人が浪人して関関同立に合格した、みたいなパターンはよく見かけました。
やはり東高生ということで元のポテンシャルが高く、予備校で受験に特化した対策を受ければそれなりの大学には合格できるようになるのかなという感じです。
私が在校生だった時に先生から「予備校業界の中で東高生の伸びがすごいと話題になっている」との話を聞きましたが、これも嘘だと思います。
在校生さんとのことで、現役で志望校に合格出来るように努力されることを応援しております。
浪人しても希望進路に極力近い大学に行けたんなら大したものです。浪人はとても辛いし、浪人して希望進路が叶う保証なんてどこに無いなかで、もがき苦しむ世界です。人生観が変わると言われます。安易に浪人の道を選ぶと、本当の地獄になります。
自分は100番くらいでしたけど浪人して京都大学に合格しました.(5年前くらいの卒業生です)
ただ、(自慢するわけではないですが)もちろん浪人しても希望の大学に合格できなかった友達はたくさんいます。加えて浪人一年間で費用もかかるし、色々とメンタル的に厳しくなることもあります。なので、安易に浪人することを前提に受験に望まない方がいいかもしれないです。
あとこれは浪人して大学も卒業した身からの一意見ですが、具体的にしたいことややりたいことがないのに現役時に手の届かない大学を「ただ
偏差値が高いだけ」で志望しても良いことはない気がします。(僕がそうでした。)そうではなく、住みたい土地だったり、したい研究や留学のしやすさなどそういった面を積極的に調べて、自分の行きたい大学を選ぶ軸をたくさん持ってると良いのかもしれないなぁと今になって思います。
色々書いてなんですが、総じて浪人は楽しかったですよ。自分が行った校舎には東高から10人以上通っていて高校の延長線って感じでしたし、そのときに出会った友達は今でも親友です。
結局自分語りになってしまいました。とにかく色々考えられて決断された結果が正しいのだと思います。卒業生として後輩の皆さんの頑張りを応援しております!
しょせん自分のまわりしか見えないので、体感は差が出るものですが、私の場合は浪人して本来の志望校以上に届いた人は結構多く、そんなに少なくはなかったと思います。浪人がプラスになったケースで多いのは部活を頑張っていた人が、現役では間に合わなかったケースのように思いました。私は届かなかった方ですが、浪人してやるだけやった感が得られたので、納得しています。それぞれの人生ですので、ベストと思う道で頑張ってください。