文理選択において、苦手科目を避けるといった消去法的な選択の仕方はお勧めしません。大学に入ってから勉強することに意欲がなくなってしまうからです。自分のやりたいことを目指して進路決定をした方がよっぽど自分のためになると思います。
確かに、理系選択者の多くは
数学3まで立ち向かうことになるわけで、気が抜けません。ただし、文系選択も地歴公民の膨大の知識を叩き込むことになり、文系選択も決して油断できないことは頭に入れておいてください。
大学受験では文系学部であっても
数学選択の受験が可能・有利なところが増えています。
数学選択の方が募集定員が多いことや、文系学部でも
数学選択が必須の大学学部も増えていますし、文理融合学部も年々増えています。
そもそも進みたいのが理系ならば、
数学を捨てる選択はほぼ無しです。
進度が早いのは、大学受験のための演習時間を取るためです。
簡単な中学課程に3年も費やしたので、それから考えれば難易度アップの高校課程を2年ほどの少ない時間でやることに負担を感じるとは思いますが、難易度アップされた内容だからこそ、難易度低い中学課程より演習時間が必要なのも分かるはずです。
天才でもない限り大学受験に演習は必須です。
最終的に文系学部に鞍替えするとしても、数2Bまでしか学んでいない人より数3まで履修した人の方が数2Bまでの範囲のセンター等の得点は普通に高いので、有利だと思います。
数3を学べる機会はもう一生ないかもしれませんよ。
貴重な経験を棒にふるのは勿体ないです。
解決しているようですが、少しでも参考になれば良いなと思ってコメントさせてもらいますね。英数理系の者です。自身、
数学は苦手なほうでしたが(だからといって
国語も得意なほうではなかったです笑)理系を選びました。理系科目の方が自分にとっては楽しいと思えていたからです。実際理系を選んで、数3の内容は難しい単元もあり、また理科科目でも同様に思うところがありました。理解するのに時間が少しかかることもありました。しかし、選んで後悔はしたことないです。やっぱり難しいながらも楽しいなと思えるおかげだと思います。
また先生方がわかるまでしっかり指導してくださったり、わからない問題を友人と共有して解決したり、などなどちゃんと穴埋めできる機会はありますので、(解決はしているようですが)そんなに構えないで大丈夫だと思いますよ。