1年では社会は倫理政経、理科は生物をとりますが、2年では社会は世界史と日本史or地理、理科は物理化学をとりますが、(本人の選択によるのでとることもできますが)多くの文系は物理、多くの理系は世界史をとらないので結果入試で使わない教科の単位もとることが必須となります
社会については公立高校であれば、倫理政経と世界史、地理か日本史の3科目をとる必要が確かあるので、使わない科目も必修になってしまいます。
受験時、文系では2科目、理系は1科目必要になるので、最低でも1科目は無駄な科目が出てしまいますが、国の制度的に避けられません。
一方で、理科について。理科は、物理・化学・生物・地学の4つがあります。(地学は土一にはありません)
受験時、文系は基礎を2科目、理系は基礎でない科目を2つ必要になります。
【一年生】物理基礎・生物基礎を学ぶ。
【二年生】化学基礎を学ぶ。
【三年生】文理分けされる。
文系は基礎科目の演習的なことをする。化学基礎+(物理基礎or生物基礎)
理系は化学+生物or物理の2科目
以上のように、選ばない分野の基礎を一科目余分にとらなけらばなりません。
しかし、一年時に物理と生物を学ぶことで自分にはどちらが向いているか(得点をとれるか)判断する機会が与えられると考えることもできます。実際、皆一年時の成績を元に選択科目を決めます。
竹園高校や並木中等は、二年時に文理分けを行うので、理科の無駄な科目をやらずにすみますが(一年時に生物と物理を学ばずその時に生物と物理どちらか決める)、自分の得意・不得意をわからないまま決めることになりかねないので、私は全部の科目をやってよかったな、と思っています。
大学の学部によっては3科目すべて必要になることもあるのでやっててよかったと思いました。
わかりやすく説明ありがとうございます。
他の高校より、理科の1科目分の〇〇基礎を多く履修する事で、削られる科目が出ると思うのですが、それは何かご存知でしたら教えて下さい。
カリキュラムや文理分けの話なら一高のホームページに行くと最初のページ右側に2020学校案内ってパンフレットが有る。
それを見るのが早いと思う。
何かを削ってはいないと思います。強いて言うなら、倫理政経の時間(一週間中のコマ数)が他校より少ないのかな?
ですが、慶應や早稲田等の文系入試において、政経倫理を使えない大学が多い(世界史・地理・日本史の3つから2つ選択させる大学が多い)ので、支障はないのかも。独学で、政経倫理を試験で使った同級生もいましたが少数でした。理系は絶対使わないし。(大半は地理を選ぶので)
大体の受験生が必要とする科目はすべて学ぶので、心配する必要はないと思います。
高校によって、一週間あたりの各教科のコマ数は調整できますし、文理選択が2年か、3年か(土一は3年)によっても変わるのかな?
文理分けが2年の場合、選んだ教科の演習をたくさんやらせる、というだけなので、土一が削ったというよりもむしろ、「他校が少ない」と考えてもいいのかな、と思います。
あとは、各校のカリキュラムを比べてみてください!
大学入試についても、高校の履修についてもほとんどわからなかったので、詳しく説明頂きよくわかりました。
ありがとうございました。