最初必ず何かに入部するというのは学校側が部活加入率を確保して対外的に学校の印象を良くするためかとも思えます。
また、あなたの指導要録に何部に入っていたと記録できるからね。
あなたが退部すれば他の部員はライバルが減るわけで何か言う人はいるかもしれませんが、実質的に損害を与えるわけではなく、責められるいわれはありません。どの部に所属するかは本人の意思でもあるしね。
楽しくないの一事をとっても、本当に練習方法が不適切なのかもしれません。身体を傷めて取り返しがつかなくなるよりは、ここでストップしてみるのが無難かもしれません。案外何もしないのが今回は最善の策なんてことも。
何かの部に入って安泰になるなら、文化部も含め、入部を検討することもよいでしょう。
尚、最近は必ず入部するように言う高校もありますが、強制できる性質の事柄ではありません。それをお忘れなく。学校側もわかっていて強く加入を勧めるのです。
すくなくとも二十年くらい前、自分がいたときにはそんなこと言われませんでした。十年くらい前にある校長が就任してからそのように言われるようになったみたいです。
よく質問すると、絶対に部活に加入しないといけないとおっしゃる先生はいません。もしもいたら、他の先生に当たって同じ質問をすること。必ず義務ではないという回答に行き着くはず。実際義務じゃないんですから。義務だったら、もはや本来の部活じゃない。自発的に(魅力的なこの学校の)部活に入っている生徒が、ほら、こんなにたくさん、って外に向かって紹介したいのかな。部員の人数発表されるときがあるし。
今この人はどうしているのかな。
えっ、退部はしていない?で、練習にも出ていない?それは……ベストかもしれない!
不適切な練習方法を積み重ねてコンディションの悪くなった他の部員を尻目にあなたにはその弱点がないっ!
状態の良い部員が不足してあなたに試合に出てほしいと話が来るかもしれない。
柔道部で練習をやめていたんだけど頼まれて出場したら、自分は3回戦進出。他の部員は1回戦負けで気まずかったという話。陸上部で長距離専門だったけど、練習方法が効果がないだけでなく害があると判断して投擲に種目替え。適度に休養を取ったため長距離種目でも自己ベストが出せたという話。部活引退してまったく運動しなかったところ、体力テストでかえってジャンプ力が伸びた話。
あせることはないさ。
厳しいと感じたのは試合本番じゃないでしょ。それ以外の部分でしょ。
今は心の余裕がないかもしれないけど、この運動部のマネジャーを務めることも検討してほしい気がしました。
あなたのまず一番の望みは自分に合ってない活動を避けることだったはずです。マネなら違う活動内容ですよね。学校側は部員数を減らさなくて済むし、ライバルということで言えば、いわゆる女子マネが何人いようとあなたは実際に選手経験があって誰よりもこの種目について知っているし、選手の気持ちもわかるから、よいマネジャーになれるはずです。
務めてみて他の部員があなたを下に見るような様子が見えたり、こき使おうという意地悪な魂胆が見えたりしたら、やはり部がよくない状態だった証です。あなたが良きマネジャーが務まらないようなら部は良くない状況にあります。あなたがやめたいと思ったのにもちゃんと理由があったわけです。
そして、です、私がお勧めしたいのはこれからです。よく運動部では走りますよね。その際、テニス部ならテニスシューズで、サッカー部ならサッカーシューズで走っていることは珍しくありません。これは本当は適切ではないのです。ジョギングまたはランニング用の専門のシューズを使うべきなのです。あなたはマラソンや長距離大会が得意ですか。不得意なら得意に、得意ならさらに得意にします。上尾陸上競技協会に加入することも検討してください。練習は強制されず、市民マラソンや駅伝の経験者もいっぱいいて、希望すればアドバイスも受けられます。他の競技の選手もいます。ランナーズなどの専門誌を見て研究し、長距離走により強くなります。ただ走らせる部活は本当に走力をつけるのに最適とは言えません。あなたは本当に効果のある身体に適した方法で長距離に強くなっておきます。タイムが出ないようなら、人によりますがLSDといって、辛くない速さで長く走っていく練習方法で驚くほど走力がつくこともあります。この高校にはマラソン大会がありますよね。そこで一人でも多く他の部員よりも上を行ってやりましょう。勉強でもそうですが、あなたが上回れることもあるはずです。それを一人でも多くします。黙っていても内心悔しく思うか、練習方法を見直す気持ちになるでしょう。
的外れなことや押しつけもあったかと思います。あくまでご参考に。