以前は鶴見高校の難易度が上でしたが、現在の入試難易度はほぼ拮抗しているようです。下のデータは28年度入試用のW合格もぎによるものです。
【合格可能性60%ライン】
高校名:
偏差値/内申/S1値
鶴 見:53/92/696
みなと:52/97/719
【合格可能性80%ライン】
高校名:
偏差値/内申/S1値
鶴 見:57/103/749
みなと:55/106/749
拮抗している中でも、比率の違い(鶴見2:6:2、みなと総合4:4:2)と、倍率の違い(例年みなと総合の方がやや高い)という特徴が影響していることがわかります。
つまり、テスト重視の鶴見の方がテスト要求
偏差値が高く、みなと総合の方が要求内申数値が高くなっています。
また、倍率の高い傾向のあるみなと総合の方が60%可能性ラインの難易度がやや高くなっています。
以上からすると、あなたの成績がテスト型なら鶴見に受かり易く、内申型ならみなと総合に受かり易いことになります。
さらに、あなたの成績がテスト/内申のバランスが取れていた場合で、両校の難易度に対してギリギリの成績なら、鶴見の方に合格可能性が高いと言えます。ただし、内申は確定しているものであるのに対し、テストはこれからの、未確定なものなので、鶴見の場合に変動リスクがより高く、不合格の可能性が大きくなります。
尚、
大学進学実績を比べる際には以下の点に注意してください。
・
大学合格者実績を見る場合に生徒数を考慮する必要があること。
⇒鶴見の方が生徒数が多く、みなと総合の方が生徒数が少ない。つまり、
大学合格実績は人数ではなく、高校生徒数に対する%にして見るべきです。
・直近の
大学合格者の高校入学時
偏差値はそこから3年さかのぼって見る必要があることと、3年後の
大学合格者実績を予想するには今回の高校入学者の
偏差値を考慮する必要があること。
上町ロッケト@卒業生様、回答ありがとうございました。
卒業者様の言われるとおりです。双方の関係者皆様に失礼な質問をしてしまいました。反省しています。
去年の内申とテスト
偏差値の平均が、それぞれ違ったので(鶴見はテスト
偏差値が高い、)関係者の方から見るとどうなのだろうという気持ちからの質問だったのですが、回答を受けて不躾さに気づきました。すみませんでした。
内緒さん@関係者様、丁寧なご回答をありがとうございます。
仰ったとおり、内申:テストの割合がふたつを比べるとかなり違うのでとまどっていました。私は元はみなと総合志望だったのですが、
「内申が低い、テストはとれる」というタイプで、みなと総合がギリギリだったため、県立鶴見のほうが可能性があるのかなあと思っていました。
(併願校を受けないため、できる範囲で
偏差値の高い学校を受験しようと思っていました。)
ただ、
模試の同じ結果での判定で、鶴見だけが安全圏に入ったとき、
「みなと総合のほうが難易度が高いのに、進学実績をみると鶴見の方が優秀に思えるというのは、鶴見は《自分で勝手にガリガリ勉強しろ》という校風なのかなあ」と思ったのです。
(滅裂な分かりづらい文章ですみません。)
つまり、このふたつの高校を比べたら、難易度は人によってかなりちがうということですよね。
ただし、世間的に見たらどうなのだろうという気持ちから、ここに質問させていただきました。
どちらも立派で素敵な学校です。
世間体がどう、などとバカげたことを言っていないで、自分で勉強して入りたいところを受験しようと決意できました。
ありがとうございました。