内申36で入試が330点という目標設定は、かなり高い安全圏を示すものだと思います。内申点と入試得点には相関があるだろうから、内申36取れてたら入試得点も最低320点くらいは見込めるし、入試で330点取れるくらいなら内申も34くらいにはなるだろうという、そんな目標なんじゃないでしょうか。
また、実際に進路決定の最終判断する時には、過去の具体的なデータを参照しながらもっと細かく検討することが可能です。過去の塾生のデータも、当該塾生の内申も、
模擬試験データもあるのだから。
ただし、塾はハッキリしたこと言うのを避けるかも知れません。内申点がこれだけ、倍率がこれ、「君は安全マージンも考えて330点以上取ろうね。そうすれば、合格だよ。それ以下だとちょっと厳しいかも」って、なかなかはっきり言わない。
で、ややこしいところで、親の出番。目標得点を計算して、
模試の成績分析書にらんで、あとどのあたりを勉強すればこの子なら何点くらい取れるようになるか、合格圏に届くのか。どんな気持ちでいるのか。受験勉強ちゃんとしそうか。そんなことを評価して、子どもと考えられるのは親だけです。
中学生はまだ自己評価能力が不十分ですし、そこまでは塾は面倒見てくれません。個人の成績データはくれるけど、門外不出のデータはチラ見せ。暗記して帰って検討しましたとも。親もやることあるんだなあと思いました。