私は今年から附属に入学した高1ですが、正直言ってほとんどの人が塾に通っています。附属は進学校(学校が塾みたいなもの)ではないので、他の進学校よりも授業進度が遅いです。ですから、大学受験で広大以上を目指すのであれば必ず塾に通うべきだと思います。ただ私はそこが附属の魅力だと思います。基町や舟入で塾に通うとなると、学校の課題と塾の勉強の両立がとても難しいです。このことは上位大学を狙うにはとても重要なことで、実際に東大に合格する人の99%が塾に通っています。附属は課題が少ないので自分のしたい勉強をすることができます。自分の苦手な分野を集中的に勉強して苦手を克服することも簡単だと思います。しかし、当然のことながら勉強をやらなければとことん落ちます。附属には自分で計画を立てて学習したい人に向いていると思います。反対に自分ではなかなか進んで家庭学習ができない人は基町や舟入に進んだほうがいいと思います。自分の適正をしっかり見極めて進路を選択してください
まずはじめに学校の授業についてですが、授業についていけないことはないと思います。塾に行っていなければ多少は予習復習をしなければいけませんが、やらなくても大丈夫なレベルです。そして塾の時間についてですが、私の場合は週2で21時30分まで塾があります。友達に山口や西条から塾に通っている人もいますが、やっぱり帰宅時間が遅くなって大変だと思います。塾に通うことができないなら、市販の評判のいい問題集や参考書を買って自分で勉強する必要があります。また、東進とかであれば自分の好きな時間に通うことができるので良いかと思います。私は東進じゃないので詳しくは知りませんが、やはり学校の授業だけでは大学入試に向けては不足かなと思います。
授業は大丈夫でしょう。教科書もそんなに難しいものを使ってはいませんし、ペースも他の公立進学校とおよそ同じです。
うちの子は特にのんびりしていて、少ない宿題だけやって土日は寝てばかり。テスト前になると慌てるくらいです。高1ですから今のところはこれでも何とかなっているようですが、このままいくと…と思っています。父ちゃん、母ちゃんみたいなのでも国立行けたのだから、そして私は特に附属だから(親は両方とも市内の公立高校出身です。)勉強しなくても広大くらいならば大丈夫なんて思っているようで困ったものです。あのな…父ちゃん、母ちゃんもちゃんと勉強したんだっての!
まあでも親がいくら言ったところで、赤点でも喰らわない限り、懲りはしませんから放置しています。
塾は面倒くさがるので今のところいかせていませんが、成績下がってきたら自分から行くと言い出すでしょう。
つまり、こんなにのんびりしていても授業についていくことができるということは、逆に大学入試に向けては不足気味ということであり、はじめから塾は考えなくてよいとしても、ある時期からは考えたほうが良いと思います。遠距離通学の場合、通信添削という方法もあります。私は通信添削でしたが、うちの困ったのんびり屋は塾にぶっ込んでガンガンやってもらわないと多分、駄目。よって塾と言ってきたらどこにぶっ込んでやるか、いろいろ考えているところです。
附属であっても自分で主体的に勉強しないと大学は無理ということですから、そこはよくお考えになって下さい。
それから、在校生の方が言われていますが、うちの子を附属に進ませたのは、私たちの頃とは異なり、今の市内の公立は宿題が多くなり、それに追われるようになってしまっているためです。
昔ながらの、いわば進学を意識しない進学校はもう附属だけになってしまっています。昔の市内の公立進学校は、宿題なんてものはほとんどなく、自分の苦手な教科に集中することができていて良かったのですが。
昔ながらの附属に進ませたのが良かったのか悪かったのか、うちの子の場合にはまだわかりません。ただ、受験にあたっては塾に行かせず、親が毎日交代で付いて教え、親が言わなくても自分で勉強をするようになったことを確認した上で、附属を受験させてはいます。
高校の内容はもう、自分で計画を立て自分でこなさない限り、本当の力は付きません。塾に行くにしても、そのための手段であるに過ぎず、塾に行けば大丈夫とはならないことに注意して下さい。