まず楽に入れるかどうかですが、以下の点に注意が必要です。
1)高専から大学にいく場合はほとんどの場合大学3年次への編入となる。
2)高専は工業系なので編入先の学科は基本的に工業系(場合によっては理系)に限られる。
これを踏まえたうえでの結論であれば高専から大学への編入は高校から大学に進学するよりはるかに楽であるといえると考えます。理由は以下のとおりです。
1)受験科目が少ない。これはセンター
試験にあたるものが存在せず、基本的には
英語、
数学、物理、(大学により化学と専門がある場合も)のみなので対策が楽。
2)何校でも受験できる。これは、編入
試験の日程は基本的に大学ごとにばらばらであるため日程がかぶる場合などを除いて希望しだいで何校でも受験可能。よってリスクマネジメントしやすい。
3)難しい印象があるのはたいてい難関校を第一志望にするから。これは高専から就職するとかなりいい企業に楽に就職できるため、たいていの編入学志望者が有名国公立を受験するからです。どこでもよければ県内の某大学などは4年に進級できなかった学生をほぼ無
試験で受け入れてくれるそうです。
塾に通う必要についてですが、呉高専の先生はとても優しいので編入したい大学ややりたいことなどを決めて先生に相談すれば放課後などに面倒を見てくれます。自分の周りでも塾に行って成績を伸ばした人はみていない(下がった人は結構見てきた)ので必要ないと思います。
ついでに大学に入ってからですが、入る大学次第です。これは高専の4・5年生で取得した単位の互換性なども含め編入した学科などにもよるので一概には言えません。ただ、編入した学生は編入先でトップクラスの成績をとる場合が多いとは聞きます。
大変な長文失礼しました。