特別クラスと一般クラスもどちらも経験しました。
大濠の進学コースからmarchだと、指定校推薦が一番有力な候補かと思います。特別クラスはテストの難易度が高く、良い評定を取りにくいので、指定校を取るのは不利です。marchの人気コース、早稲田の指定校をとる生徒は、入学時からそれを目指し、スーパーや特別クラスに入る学力はあっても、わざと進学コースにいるような人がとっていきます。常に1位争いの生徒です。
marchの指定校も、複数条件を満たす生徒がいても、結局は枠ぶんしか進学できないので、文系だと10位台半ばくらいまでが条件を満たし、そこらへんから椅子の取り合いになるといった感じです。
三年生になると、進学コースは文理それぞれ、私立クラスと国公立クラスに分かれます。特別クラスは文系理系のみで、多くが国公立志望でした。
進学コースのほとんどは附属推薦で福岡大学に行きます。国公立クラスも多くの生徒が福岡大学に行ったと記憶しています。高校側も後半は指定校、附属ありきで授業を行っていた雰囲気があったので（クラスのほとんどの生徒が推薦で進学先が決まっていたため。）、おそらく一般受験を私立コースで目指すならば、予備校はマストだと思います。
進学コースから上位私立を目指すのは、私の代はほんの一握りでした。
英語での大学受験ですが、MARCHであればTOEIC750点くらい、英検でいうと準一級くらいあれば、文系のいくつかの学部のAO入試を受験できると思います。
英語が好きなのであれば調べて見る価値大だと思います。
福岡の場合、公立校の2番手から4番手くらいまでは、まず地方国公立大進学数をなるべく多くとの進路方針ばかりで、東京、関西の有名私大への合格数は驚くほど少ないです。早慶など1 人とか数名。MARCHも同じく一桁と少ない。有名私大向け対策クラスすらありません。公立校では私大第一志望の学校に伝えると、見捨てられたような感じにすらなります。
大濠と西南だけは、東京、関西の私大志望者も比較的多く、また指定校推薦枠も周りの高校より多くもってます。私大向けのクラスも編成されます。
ただ、早慶クラスの狙うならまだ成績不足だと思います。もっと上がること。できれば50番以内。国立型の英数国の3教科の実力テストであっても上にいる子ほど基礎学力が高く私大受験も難関大に入れるのは当たり前です。
それから、公立トップ校残念組も福岡大が多くなるのは、やはり付属校という性格だと思います。
教師が福岡大推薦で進むことに、成績がもっと上を狙える子でも何も言いません(公立2番手なら、強行に国立狙えと指導されます)。苦しい受験勉強を諦めたらすぐ福大進学が手にできるので、流されるように進む子が夏以降ボロボロででます。
続き。
成績が振るわないとすぐ塾、としても成績上がらないですよ。まず学校の中のことをしっかりすれば成績は良くなります。塾はそれからでもいいですよ。学校のことを消化してないのに外の塾に高いお金かけていくのは無駄使いになります。学校のことをしっかりして、その上で強化したい科目や弱点補強で塾ならの順序。
ただ、3年時は予備校の現役生コースはありです。河合や駿台は首都圏にもたくさん生徒を抱えていて
模試データや進路指導にノウハウあります。
個人的には、高校に入ってからの勉強の遅れほ自力で取り戻せるなら、塾・予備校は必要ないと思います。むしろ、かえって有害。
でも、自力で取り戻せないなら、塾や予備校、本当は
家庭教師や個別指導で、分からなくなった部分から受験勉強を始めるのが賢明です。
当然のことですが。
