昭和60年3月の卒業式の学事報告を卒業生ルートから入手しました…古いっ(笑)
この学年は丙午(ひのえうま)年の生まれで一時的に急激な少子化の年であったにもかかわらず、
教育委員会は定員減をしなかったのです。
その為この年札幌では、開成だけでなく北、西など同学区の
偏差値上位校も含めたくさんの高校で異常な定員割れを起こしました。
中学校側の進路指導が、極力例年レベルの志望校へと受験生を導いたことで大きな混乱はなく
その年の開成の授業レベルは下がらなかった筈です。
この年の学事報告で特徴的なのは、
転入生がとても多いことです。
定員450人のところ 入学者が435名、卒業時の在籍者が449名でした。
通常公立高校は定員の数パーセント程度は親の転勤などによる転校生の受け入れをすることになっていますが、
この学年は、1学年時10人、2学年時7人、3学年時7人と多数の転校生を受け入れました。
昭和の定員割れの時は、
3月になってから転勤先が決まった公務員のお子さんは、転出前の居住地の公立高校に合格して公立高校入学資格をもらい、
新任地の公立高校へ転入学手続きをして4月には他の生徒と一緒に入学したという話を聞いたことがありました。転入生はかなり優秀だったそうです。
さあ!受験生のみなさんは、
持っている力を全部出しきってくださいね!
ひとりひとりが精一杯のことをやりきって、満足して高校入試を終えることを願います。
みんなが ベストコンディションで 頑張れますように!!