35人の推薦枠はありますが、それは地元の高校生のためのものではありません。また、そのうち7人の地域医療枠がありますが、これは卒業後群馬県内の病院に10年間勤務することを条件に入学金を免除し、毎月15万円を支給するという制度です。一校につき最大5人まで推薦出願できますが、一般入試での合格実績のない高校から合格するのは難しいです。一番合格者の多い前高からでも4人くらいです。また、群馬県内の高校生は県内勤務を希望する人が多いので推薦で地域医療枠に合格するのは難しいようです。むしろ県外出身者を群馬県に留めるための制度だと思ってください。
一番多いのは高崎高校の6人です
推薦入試の話ですよ。5人までしか推薦できないのだから、6人合格はあり得ません。
解り安いご丁寧な回答どうもありがとうございました。
群馬大学医学部の推薦入試は、定員が35人です。そのうち7人が地域医療枠となり、これは、推薦入試を出願した人の中でさらに希望した人がこの枠で合格すると、月約15万円の奨学金がもらえるのです。この地域医療枠で合格できなくても、一般枠の中で合格することができます。推薦入試と言っても、私大の指定校推薦入試のように全員がほぼ合格するというのではなく、不合格者も出る入試ですからご注意下さい。この推薦入試には、一校から、極めて優秀な成績を収めた人が、5人までしか推薦されません。今年(実際は昨年11月に実施)は高高が4人(5人中)、前高が3人(5人中)合格したと聞いています。
群馬県内の出身者が地域医療枠に入ろうとするならば、推薦入試ではなく一般入試を受ける方がよいと思います。推薦入試は客観的な比較が難しいため、放っておいても県内勤務を希望する群馬県出身者より他県出身者で県内勤務を希望する人を合格させる傾向にあるようです。一般入試(前期のみ)の定員は73名ですが、そのうち9名が地域医療枠です。センター試験、および二次の学力試験で高得点を挙げ、地域医療枠を希望する受験生の中の9番以内に入れれば、たとえ群馬県出身者でも合格させざるを得ないでしょう。
更なる補足をどうもありがとうございます。
大変参考になりました。