随分と上から目線の分析ですが、いったいどういう素性の方でしょうか?また、たった一回の数字の変化からそこまで読み取れるとは、並大抵の才能とは思えません。ひとかどの人物です。大宮に張り付いているだけではもったいないので、ぜひ、全県的な講評をお願いします。
ふたつ上の者ではないのだけど、大宮劇場にしゃしゃり出てきました。
大宮高校をふくめ、ほとんどの進学校では、人気、入試倍率、
難易度や入学してくる生徒の質は、前年の難関大学合格実績に左右される。影響を受けにくいのは、大学附属高や宗教系などの評価の固まった一部の学校だけである。
大宮高校を含め、ほとんどの3年制公立高校の大学合格実績は、4年前の大学合格実績の影響を受ける。
大宮高校の2009年の東大合格者数は、6名で全員現役で理数科、普通科は現役、既卒ともゼロであった。この結果を見て2010年に入学してきた代が昨年2013年に卒業した。結果は、ご存じのとおり、普通科からの現役合格ゼロであった。
一方、2003年の普通科の好成績、東大3名(理数科1名)合格は、2007年の普通科の好成績、東大4名(理数科3名)合格に反映し、それが2011の普通科の躍進、東大8名うち現役7名(理数科8名うち現役4名)へとつながっている。4年前の大学進学実績の余波によるでこぼこは引きずるものの、複数年でならせば大宮高校の上昇トレンドは続いており、今春の大学合格実績が回復すれば、さらなる上昇は見込める。
セールスポイントの理数科は、かつて、現役合格5名以上を複数回記録し、いったいどこまで伸ばすものかと期待されたものだが、この3年の現役合格者数は、4,1,3にとどまった。既卒生をいれても一代あたり6,7名である。医学部進学が多いわけでもない。現役進学率も、ここ数年は5割強であり、良いとは言えない。決して悪い実績ではないのだが、一時期の期待ほどは伸びていない、と見る人が多いだろう。
大宮高校の入試合格者の平均点や
偏差値で浦和高校を抜いたの、並んだの、センター試験の平均得点はすでに大宮の方が高いのどうの言われるようになってから久しいが、東大合格実績では、なかなか差が詰まっていないどころか、引き離されているように見える。
この板でも誰かが書いていたが、今年の卒業生は2010年の大宮高校の大躍進16名(現役5、既卒11 / 理数科7 普通科9)を見て入学してきた代なので、埼玉公立高校同士間の力関係は改善していると思われる。ただし、中学受験ブームのピークにさしかかる代であり、はたして東大合格者数において一貫校に抗して好成績を残せるのかどうか・・・。理科大A方式、中央大センター利用は大きく合格者数を伸ばしているようだが、肝心の東大は・・・
これまで、現役進学率が良い、面倒見が良い、予備校いらずと、ほぼ一本調子で、人気、
難易度、大学入試実績を上げてきたけど、2年続けて大学進学実績が今ひとつということになれば、一転して、
偏差値や
難易度ほどに実績を残せない学校としての評価に変わってしまう恐れがある。
今年の東大の二次試験は易しかったと言っていた。となると、センターで800を超えた人数が多い中高一貫私学のほうが有利となるから、今年の進学実績は去年にまして厳しくなるだろう。何とか下げ止まってほしいところだが…。
川越は倍率が高くても私文クラスがあるから早慶以下のレベルの生徒しか集まらない。川越の実績はまぐれであって必然ではない。
大宮普通科を建て直すのが先か、理数科の人数比を男子優先に見直すかしないと進学実績に関しては希望が持てない…ダメだね。
都立のように、男女同数をとることにしてないんだけど、昨年の理数科は、入試の
数学で差がつきにくかったり、理科がやや易しかったことで女子が増えた。暗記系、内申は女子が強い。
大高は、パンフに女子の医学部現役合格者載せたりして、一女から最上位層を奪うことには成功しているが、東大合格実績の戦力は男子だからなあ。
ちなみに、理数科の女子、代によっては実は男子より浪人率高かったりする。