西武学園文理高等学校 - 埼玉県 私立

そもそもこの多額の出張費や不正流用の根源は、この学校法人が創業者一族の支配下にあることだ。
創業者一族が長年権力を握り専横を極めているのに、誰一人として意見できなかった腐敗の構造にある。

それが常態となり、親の背中を見て育った学園長も金銭感覚がマヒしていたのだろう。

巨額の私学助成金は国民や県民の税金から頂戴しているという謙虚さが全くない。

理事長は運転手つきのベンツで通勤。
その娘は法人用クレジットカードで宝石にカジノ。ビジネスクラスや高級ホテルで大名旅行。

これらの経費をすべて学費で賄うのなら、誰にも文句はない。
異議を言えるのは学費を出す保護者だけだ。

しかし、国・県合せて８億４千万円もの私学助成金が交付され、それは元をただせば税金だ。
納税者すべてに意見を言う権利がある。

巨額の税金を流用しアラブの王族のような贅沢三昧が許されるはずはない

一方、埼玉県の公立学校では、猛暑に耐えかねてエアコン設置もままならぬ。
税金の使い道が歪んでいるとしかいえない。

佐藤一族がこの学園を私物化し、権力をほしいままにする限り、この問題の解決は不可能だと思う。

将来の娘の復権を画策し、理事長の座にしがみついている佐藤理事長のエゴは見苦しい。

教育者としての矜持がいささかなりとも残っているなら、晩節を汚さず潔く辞職すべきだ。