私は、何年か前に美術科の説明会に参加しました。
(娘は普通科を卒業したのですが…。)
私自身が美大を出ていることもあり、校内に展示してあるデッサンに目が止まったからです。
美術担当の平先生(確か)が受験時のデッサンと1年後、2年後の作品を見せて下さいました。
たった1年でこんなに上手くなるのかと、驚きました。
正直、受験時のデッサンは大したことなかったです。先生も、『画塾等に行く必要はありません。』とおっしゃってました。
『でも、心配なら私に見せに来てください。指導します。』ともおっしゃってました。
そんな、拙いデッサンが1~2年でこんなに…!
という印象でした。
ただ、ほとんどの生徒さんが美術部を兼ねているとおもいます。
毎日残ってデッサン。また、学力も必要な美大に入ってもらうため、学業もおろそかにはできない。
だから、普通科の中の美術コースだ、と。
確か、この先生のプロフィールに東京芸大卒業と書いてあったと思います。
私自身も、画塾等に行かず美大受験出来たのは、たまたま、その時の美術の先生が、京都芸大卒の指導力のある先生だったことも、大きいと思います。
国府台女子の美術の先生は『一部東京芸大を目指すような生徒さんは美術の予備校に行ってる。』とおっしゃってました。
ほとんどの生徒さんが、この平先生の指導と本人の努力で美大合格を決めているようです。
私もこの美術コースの説明会の後、さっそく娘に『美術コースいいんじゃない?!』
と、勧めてみましたが、『なんで?』
とあっさり、断られてしまいました。
東京芸大を目指す以外特に必要を感じなければ画塾は行かなくても大丈夫そうですよ。
私立とはいえ、
授業料だけで美大受験出来るなんて、お得ですよ。