うちの娘は「私服登校」ができる高校ということで上野高校を選択しました。
実際は8割標準服1割ジャージ(部活用)1割私服
という感じで登校しています。
私服で行く日は天気の悪い日とかが多いです。
ただ式典や学校から指示があった日以外は自分で着ていく服を選べるのは楽しいみたいです。
校則がない代わりに「学年の規則」があり3年生には認められている髪染めが1年は禁止だったり、私服登校でも男子の短パンは注意されたり、ロングカーディガンもダメと少し日和見的に注意されていることがあるようで、生徒の中には不満を持つ子も多いみたいです。
保護者会や学校行事で生徒たちを見る限り極端に荒れている印象もなく、「制服義務化」をして統一していく必要もないような気がします。新しい制服のデザインもイマイチな感じですし、今年受験だとしたら上野高校を選ぶかどうかは微妙です。ただ娘は部活でもクラスでも友達に恵まれて毎日楽しく登校しています。
色々書かれていますが、全く心配ないし学校生活楽しんでいます。運動部なので、茶髪なんかしてたら試合に出られないので元々興味ありません。合宿も文化祭も楽しかった。制服になっても夏休みくらいはクラブジャージでの登校が可なら1年生もいいかな。頭髪や制服で上野高校終わったみたいなこと言わないでくれませんかね。在校生として気分がいいものではありません。以前が良かったといってもそれはあなたにとって良かったということでしょ。僕にとっては今がいいんです。
これから入学したいと思っている人は心配しないでいいです。上高はいいところですよ。そこそこ考える力のある人が来ていますし、みんな仲いいし。先生だって別に頭ごなしになんかするわけではありません。僕はやりたいことやれる上高は好きです。
髪染め・化粧・ピアスが禁止になったことや制服制定を、「自由ではなくなった」と嘆いている人が多くてびっくりです。そんなだから、かつての名門校も地に堕ち、しまいには制服や校則で縛らなければいけないような学校になってしまったのでしょうね。こうなったのも、みんな自由を履き違えてしまった卒業生達のせいでしょう。節度を保ち、勉強のレベルもキープしていれば、こんなことにはなりません。だいたい、「変革の時」というのは、文句や不満が出てくるもの。学校経営だって競争ですよ。いい学校には、たくさんの予算がおりて、学校施設や教師育成に反映されます。これから、髪染め・ピアス・化粧ができなくても大丈夫、制服があるなんて当たり前と思っている学生がどんどん入学してくれば、上野も文京のように人気もレベルも上がって、３番手校以上の学校になっていくと思います。そうなれば、また、本当の「自由」だったかつての上野高校に戻るのではないでしょうか？
「3番手校以上の学校になる」とかって、校長やOB/OGはうれしいのかもしれないけど、その学校に通う生徒にとって本当に価値があるのかな？？
有名大学合格者数という一つの物差しで学校を序列化しようとする考え方が、時代に合わなくなってきたように思う。
ダイバーシティの尊重とか性的マイノリティの保護が叫ばれてるのに、今さら校則をつくって男女別の服を着せたり髪の色や装飾を規制したりするのは、国際社会のトレンドに逆行してますね。
パラリンピック開催都市の学校がそんなことでいいんでしょうか？
「それが嫌な奴は入って来るな」という人権無視の態度は、今後、公立学校では通用しなくなるような気がします。
今の上野高校では、そうした人権意識や国際感覚を持つ人は育たないのでしょうね。
