1年生の間、特に、1学期は授業に集中することから始めたほうがいいと思います。当たり前のことを書いているなと思ったり、すでにできていると思っているかもしれませんが、私は、入学直後一番驚いたのは、
数学の授業の速さでした。今まで1時間ぐらいかけてやった量を10〜20分ぐらいでやりました。まずはこれに慣れることです。授業中に寝ないことです。私は6月くらいには慣れました。あとは、週課題や小テストをしっかりやることです。課題なんてやってるよ。と、思っているかもしれませんが、答えを写しているだけではないでしょうか。また、わからないところを赤ペンで答えを写しているだけではないでしょうか。ここをしっかりやれば、
数学の力は確実につきます。沼津東高校の生徒は忙しいですから、塾に行って
数学の授業を受けるよりもここをしっかりやればいいと思います。学校生活に慣れてくると、答えを写してくる人が増えてくるので、その人たちの波にのまれずにしっかりやれば、学年上位の方になります。最後になりますが、文理選択の時に
数学が苦手だからという理由だけで文系に行く人が自分の学年は多かったのですが、そう思わないよう
数学がある程度はできるように頑張ってください。(僕は文系ですが、地歴公民をたくさんやりたいと思ったので文系にしました。話はそれましたが、参考にどうぞ)
大学受験の
数学が『出来る』ということは、
A:たくさんの解法のパターンが頭に入っていて、
B:問題に応じて、必要な解法のパターンを引き出せて、
C:最後まで正確に解き切る計算力がある
ことなわけね。
だから高校3年間で
a:1・2年で『青チャート』の例題の解法をすべて頭に入れて、(例題の解法をすべて『再現』出来るようになって、)
b:3年で問題集や
過去問で演習を行って、
c:aとbを行う過程で、平均的な計算力が身に付いていれば、
旧帝の簡単な所(北大、東北、名古屋)に合格出来るレベルにはなる。
だから、1・2年で『
数学が出来るようになる』とは、『青チャートの例題の解法がすべて頭に入っている状態になる』ことなわけ。
だから、
数学が出来るようになりたければ、『青チャート』の例題の解法をすべて再現できるようになるまで、何周もさせれ。
それから、『青チャート』の解法を移すことを、沼津東では『写経』と言って、どちらかといえば悪い意味で使われるけど、適切な方法で『写経』すること(解けない問題は余り考えず解答を見てしまう→解答を見た後に、解答を見ずに解答を『再現』してみる等)は、結構効率的な勉強方法だよ。
まかり間違っても、初見の入試レベルの問題を20・30分も考えるなんて勉強方法を1・2年の時にしちゃダメだよ。そんな勉強方法していたら、勉強時間いくらあっても足りなくなるよ。