世間からは進学校だと言われていますが、校内の教育は限りなく自称進学校に近いと思います
なんなんですか?
進学校でしょう。
生徒の質は進学校です。
でも教師の質が悪すぎ。
生徒の力を伸ばしてもらえず、進学実績が低迷しているので自称進学校って揶揄されることが多くなってきました。
別掲示板より
令和2年度(2021年3月卒業生+浪人)
守 山(定員280人) 東大0 京大11(現8/浪3) 阪大14(現14/浪0) 神大11(現10/浪1)
彦根東(定員320人) 東大1(浪1) 京大12(現4/浪8) 阪大13(現5/浪8) 神大10(現7/浪3)
守山は現役率が大変高いです。
彦根東は浪人してやっとこの数字です。
彦根東って浪人して予備校に通ってから伸びるのですね
1浪してから進学した卒業生ですけど、東高でも浪人して伸びて合格する人はひと握りですよ。浪人して有名大学に合格しているのは現役であと一歩届かなかったみたいなレベルの人ばかりです。特に医学部志望で浪人した人は合格出来ず私立薬学部で妥協する人も少なくないです。
令和2年度であれば、彦根東→名大11(現7/浪4)、守山→名大1(現1)も加えて比較すべきでしょう。また守山は内進生を加えての数字です。彦根東は高校からの入学者だけでこの数字ですから、頑張っていると思います。
親族が守山高校に通っていましたが、守山高校は進路指導が大変手厚く、何度も面談を重ねて生徒の希望が可能な限り実現するように最大限に協力してくれるそうです。学習面でも「1週間にこれくらい勉強させよう」と決めて、全教科の教員で相談して良質な課題を与えているそうです。
彦根東が「自学自習」の言葉をしつこく掲げ、闇雲に大量に課題を出し、今後も生徒の気持ちを尊重しないようでしたら守山との差は広がっていくと思われます。
子どもが守山中高から1浪して進学しました。
同じ東進の教室で、自分と同じように3年の夏休み前半まで部活して、遅い時刻に来て黙々と励み、定刻に帰る東高生と見て、敬意を表していました。
とても励みになると。
実際上、1浪しても希望進路を実現するのは容易なことではありません。実は想像以上に大変なことです。
守山が彦根東を進学実績面で追いついた云々の話があるようですが、本人は1ミリもそのように思ってないようです。
あのときの東高生に対する敬意から言って、部活との両立に苦労した「戦友」「同じ仲間」くらいに思ってるんだと想像します。
高校生にもなれば手厚く指導してもらわなくても、賢い子は自分で考えて勉強のプランを立てています。人によりけりです。
公立の高校に期待をしすぎるので不平不満ばかり出るのです。
子供たちは膳所と東校に行きましたが、しんどくてもあまり愚痴を言わなかった(言う時間もなかったような)気がします。ただつらかったけどあの高校時代を乗り越えたから自信が着いたと。
とにかく志望校に行きたかったら頑張るしかないのですよ。
ここで問題にされているのは、無駄に過大なボリュームの課題のことですが、全て無視すれば良いと思います。
自分でよく考えて、やることに意味を見いだせるもの以外は、白紙で出せばいいのです。何なら駿台や東進の課題を必死でやっていれば十分。
学習プランは、自分の持ち時間、置かれた立ち位置、希望進路を総合的に見て決めていくものですが、多くの場合、切り捨てていく部分を決めたり、重点化する必要が出てきますので、学校や塾や予備校に相談してみて、実際にやってみましょう。うまくいかなければ軌道修正すれば、問題ありません。
進学校か自称進学校かの議論について。
上に書かせていただきましたように、進学校か自称進学校かを決めるのは、生徒さん自身です。
教師は生徒の希望進路を叶えるためのアドバイザーであり、主役は生徒1人1人です。
課題はできるに越したことがないのですが、
課題をする前とした後とで、自分がどれだけ希望進路の実現に近付いているかという尺度で考えて、自分がどのように時間配分していったら良いか、優先度を決めていきましょう。
ただし、自分で判断するのが難しい場合もあります。
例えば化学を取らないといけなくて暗記ばかりで辛いというケースが有った場合、その辛さを受け止めないといけないのか、それとも、暗記の課題をパスできるか判断に迷った場合は、識者に相談をいれましょう。
他人が立てた課題に振り回され、徒労感しか残らない状態に終始するようであれば、自称進学校の生徒ですし、
自分が立てた目標に沿って勉強し、軌道修正しつつも希望進路の実現に近付いている実感が持てていくようであれば、進学校の生徒ということになります。
東高は、当然、進学校だと思います。
東高に限らず、膳所にも、守山にも、自称進学校の生徒が居る。自分で自分の進路に責任を持って作っていくという気持ちを持てない状態から抜け出せない人のことです。ご当人が100%悪いとは思いませんし、教師にも問題があるでしょう。
しかし、学校が悪いと言っているだけでは事態は好転しません。
学校の課題を鵜呑みにせず、進路実現の戦略戦術を研究し、学校をいかに利用していくかという視点で取り組んで行きましょう。主役は、生徒1人1人です。