バカロレア認定を目指す国際高校とは、本来、「
英語で」授業を受け、「
英語で」討論を行う、高校受験時点で高度な
英語力が既にある子供たちの為の特殊な学校です。
そのような子供たちは、海外帰りの帰国子女や、教育費が潤沢にある家庭の「ええとこの子」で、高校卒業後の進路は海外の大学というのが定番です。
普通科高校2つを閉校にしてまで、少数のお金持ちの子弟にエリート教育を施すというのは、県立学校の教育の本旨から外れます。
県立普通科高校の入学定員数を減らして、受験生を県内私立高校に流したいというのが県と教育委員会の本音なので、多くの人が困惑する事態になっているのです。
高校再編計画に反対である為、維新の会を除名された川田ひろし県議が、驚異的な調査力で教育委員会の瑕疵を暴いてくれている最中です。
現時点(2018年8月20日)で、登美ケ丘高校が登美ケ丘高校として存続する方向に傾きつつあります。
登美ケ丘高校は一時的に国際高校となった後、最終的には閉校になるかもしれません。
以下、平城高校の掲示板からの転載です。
内緒さん@一般人 [ 2018/08/21(火) ]
ふと思ったのですが、登美ケ丘と西の京は特殊な学校になることで志願者を減らす→定員割れが続く→県は仕方がないという体を装って両校を閉校させるということにならないでしょうか。
以前のスレに、再編推進派が「奈良市の県立普通科高校が無くなったら、現在、定員割れが続いている添上、山辺、二階堂、大和広陵に志願者が流れて定員を満たし、これらの学校は
偏差値が上がる」と書いていましたから。
また、県は登美ケ丘(国際高校)に併設中学校を作る気は無いと思います。
そんなことをしたら県内私学に怒られますもん。