>受験業界で聞く説として、「
数学が難化すると男子有利、易化すると女子有利」というものがあります。
貴方は埼玉大、山形大、宮城大卒ですか?
SAPIX、グノでは、
数学が難化すると
数学で差がつき辛いから英、国得意な女子有利だと聞きましたが?
どちらが正しいのですか
>男女別の出願者数の情報が開示可能かご存知の上での話でしょうか?
男女別出願者数が分からないのに
数学の難易度によって男女比率が左右されるという持論を展開するのはお控えください。
根拠薄弱な主張は知性を感じない新潟大、山形大、埼玉大レベルの知能の人間ですという自己紹介になりますよ。
>で?結局今年はどのような傾向と思われる。
などあればもっと評価されるのではないかと思われます。
単なる妄想なおかつそれがわかったからといって別に受験に役立つわけでもない話にご意見いただきありがとうございます。
前提としているのも確かなデータではないところ(男女別出願者数が不明、男女の出願者数の変動はないものとする)からの妄想ですが、
更に根拠のない予想を上乗せするならば、
コロナ禍サービス期間が終わって全体の平均点としては270-280点くらいに戻り、
数学は昨年と同じくらいの難易度(50点前後)と考えます。とすれば2020年や2023年の男女人数になるのではと妄想します。
しかしながらこんな予想も誰かさんと同じで根拠は薄いし外れることも多いなと思います。
実際、コロナ禍で2021年に若干易化して大騒ぎして、翌年更に易化して大騒ぎして、もう易化しないだろうと誰もが思っていたところに2023年は平均点300点超えるなんて誰が予想出来たかって話です。
他の科目についても難易度でどう変わるのか、
仮説として、男女率と科目の難易度が相関するものとして強引に考察してみました。
2016〜2023年の5教科平均点
国語 62.6
数学 47.9
社会 59.7
英語 55.6
理科 55.7
合計点 281.4
これらに対して平均点が相対的に最も高かった年と最も低かった年を抜粋する。
'20年 国55.6難、社 47.8難、理 61.6易
'21年 英46.1難
'22年 数58.2易
'23年 国70.9易、社68易
2020年と2023年で女子率が低下した理由をこじつけてみる。
※前提として一般的に高校入試時点での得意科目(≒好きな科目?)は
女子>男子:国、英
女子≒男子:理
女子≦男子:社
女子<男子:数
と考えることにする。
2020年に
国語と社会が難化したことは女子率に影響はないのか?
→
国語は高得点は狙いにくいものの極端に低い点数は取らないため、難易度によって男女差が大きくは広がらない教科なのではないか。
→社会はナンバースクールレベルの受験生は短期間でそれなりに仕上げることができるので差がつきにくいのではないか。
→しかし
数学は
国語と異なり苦手な人は本当に出来ないし、適度に難しければ差がつきやすい。
2021年に
英語が難化したことによる女子率の影響は?
→
英語は
数学ほどセンスが必要ではないが、積み上げないと点数は取れない。理社のように短期間では伸ばせないので、難化によって女子が有利になった可能性が考えられる。
→尚、
数学については最初の質問投稿のとおりだが、県政情報センターで入試のグラフ資料を閲覧すると、2020年
数学と比較して2021年
数学は次のような点数帯の特徴があった。
数学の点数帯2020年から2021年の増加(2021年の割合)
60-70 1.1倍増(約15%)
70-80 1.6倍増(約10%)
80-90 2.9倍増(7%弱)
90-100 2020年はほぼ0%に対し2021年は2%程度
(教科毎の度数分布の資料は公開されておらずグラフのみなのでざっくりとした表現なのはご容赦いただきたい)
このように高得点層が増えており、見かけの平均点が2020年から2021年があまり変わらないのは0-20点の生徒が増加したことが原因であった。
すなわち中上位層にとって2021年の
数学は易化した。
2023年に
国語と社会が易化したことは女子率に影響はないのか?
→2020年とは逆に国社が易化したが、女子率は2020年同様に低下した。国社については難易度と男女率が相関するという仮説に矛盾する結果である。
→2020年の考察と同様で、
国語と社会は難易度の変動によって男女率に相関がない。
まとめ
数学と
英語は難易度によって男女率に影響を与える可能性がある。
国語と社会については仮説は棄却されると考えられる。
以上から、男子は
英語を不得意にすると入試に不利であり、
女子は
数学を不得意にすると入試に不利であり、
一般的に言われる英数を強化すべきという至極当然の結論に至る。
※二高受験生なら理社は高得点を取って当然(よって差がつかない)ということが前提となる。
宮城県入試は、全教科簡単だから二高、一高は内申点、
数学、
国語でしか差がつかないと塾で言われました。
数学があまり得意でなければ、
国語を得意科目にする、中1から内申点を重要視する、音楽系、音楽関係の資格、賞を取得したりすれば、二高合格できます。
>宮城県入試は、全教科簡単だから二高、一高は内申点、
数学、
国語でしか差がつかないと塾で言われました。
ご指摘ありがとうございます。
数学国語の件は私も麻布さんのブログで拝見したような記憶があります。宮城県塾業界の共通認識ということでしょうかね。
英語の考察については完全に誤りでお詫びして訂正します。
宮城県公立高校入試の
英語は全国的にも簡単な部類であること、またこれも県政情報センターで確認したデータですが、
英語の点数分布は他の4教科のような山なり分布ではなく、20-30点から10点刻みですべて10%程度ずつ存在して、80-90点と90-100点が最頻値という、「歪んだ分布」をしています。ですから難易度に関わらず二高志願者はほとんどが100点付近であり、差がつく要因にはならないとの結論になるかと思います。
平均点が250〜260の時代から、宮城公立入試の理、社、英は簡単過ぎると、散々言われていますよ。
二高、一高で結局差がつくのは、数、国。
数学、
国語が苦手で二高、一高合格を目指すなら、音楽系、音楽関係の資格、賞をとっておくのが望ましい。