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来年の入試は読めませんね。
私は来年の入試から例年なら秋高を受けるであろう層がかなり南高に流れると見ています。しかし
相変わらずトップ層は秋高を受けるだろうとの見方をする人もいるでしょう。
ただ問題はこれまでなら秋高を受けたであろう生徒が80人は、中学校の段階で南高中等部に入っていることです。そしてこれらの生徒たちは入学してから高校卒業時を見据えてレベルの高い授業を
中学校から受けているので順調に行けば当然大学受験においてもこれまでの南高の実績を軽く凌駕する結果を出すことが見込まれると言うことです。そうとなればやはり高校から入学する生徒もこれらの中等部組と競って学力を高めたいと思うのではないでしょうか?それゆえ従来南高を受けていた層より学力が全体的に高くなると思われます。これまでならギリギリで受かっていた層はもう南高には合格出来ないと思われます。
ただしこれはあくまでも推測です。来年の受験する人はこれまで以上に受験生の動向に注意する必要があります。学習塾の
模試における秋高と南高への志願者の変動や平均点などを時系列で追って
受験生のレベルをある程度見極めてから志望校を決めることが必要で、従来の秋高が危ないから南高というパターンでは通用しないんじゃないでしょうか?
80人全員が成績優秀な生徒と思ってますか?80人の中に将来の南高レベルに至っていない生徒も結構いるようですが。確かに秋高レベルの生徒もいますが、それはこれまでも高校受験時に一定数、南高に進学していますので、南高が秋高に追いつくには秋高に多数の合格者及び成績上位者を出す附属中生の動向が鍵を握ると思われますが、附属中を中学受験した生徒は最初から秋高希望でしたよ。その進路希望は今も変わらない様です。
また、中等部の授業進度は確かに附属中や公立中よりも早いですが通塾している塾によってはそちらの進度の方が速く高度な内容ですよ。中学2年終了時には中学の範囲は終了してしまいますので。
入学する時に必要な点数だけでみると、南の方が高いです。実テでは、中学校からは400点がボーダーと言われると思います。実際の入試では370点で入れます。高い人だと430〜450点です。
生徒の質や学校の雰囲気、学校生活の楽しさなどを見ると、中央高校の方がはるかに上です。南高が楽しいところだと思っていると、入学してから後悔します。
卒業後の進路に関して言うと、南の方がいいと思います。学校の中では、大学進学が基本、という雰囲気があり、地元の秋田大学は、もっと上に行きたかったけど頑張れなくて結局仕方なくそこにした、負け組の大学として扱われます。しかし、実際のところ秋田大学に入学する生徒はとても多いので、在学中にそれだけモチベーションが下がって、やる気もプライドもなくなった、という人が多いということだと思います。東大、京大に進学できる生徒は1,2人で、東北大学もほとんどAOです。国際教養も地元枠での入学です。一般入試で入れるような学力は身につきません。