私大の合格の過半は浪人生なんですね。
ぱっとみたところ、早慶明の合格件数を稼ぐ生徒が、早めに東工大、東北大などに回り、国立大学の合格者数を下支えする一方、有名私大の合格者数が減ったように思えました。東工大の現役3人はすごいですね。
GMARCHって二十年位前に比べたら難易度がかなり下がったようにも聞いていたのですが、それでもなかなか難しいものなのですね。
近隣の私立進学校の中高一貫の生徒たちは大学入試のために何年もかけて入試のノウハウを学び、時間をかけて十分に準備している。彼らの難関私立大の合格件数は驚くほどに伸び躍進、一方で春高は驚くほどに落ち込んだ。こうしたことが現実に起きたのだ。春高はのほほんとしていたら、彼らに難関私立大の合格を占有されてしまうのではないか? そうした懸念を今年は抱いた人は多いと思う。
春高は今年は浪人生の有力私大合格件数も激減している。浪人すれば何とかなるはもはや甘いことを示唆しているのかもしれない。多くの春高生が早めに勉強中心の生活に切り替えることができ、かつそうした生活に真剣に向き合うことができるかどうか? 春高の中間層の底上げは、まさにその一点にかかっていると思う。
ここで懸念されていることに対して、
春高は今後 何らかの 有効な対策を立ててくれるのでしょうか?
何年も前からここや別の掲示板で危惧する声は上がっていたのですがね。
その都度、春高を賞賛し、楽観視する人々の声の方が大きかったですね。
大宮や新興私立はそのうちに落ちてくる。
春高の方が伝統や信頼があるのだ。
春高は昔と較べて難関大学合格数はたいして減っていない、
他の高校の伸びが大きいだけだ。
文武両道の春高は心と体が鍛えられるので、
受験勉強ばっかりさせる新興私立より社会に出てからの伸びが違うのだ。
春高は今のままで良いのだ。
云々。
まあ、こんなことを書くと総スカンを喰らうかもしれないが、
部活や学校行事や結構厳しい体育授業に制限をかけて、勉強時間を取ってやる方策を取らないと、
中間層の底上げは難しいのではないのかな。
これまで春高の中間層が進学できていた大学も、新興私立に枠を占有されてしまうのが残念でならない。
>春高は今のままで良いのだ。
これはある点においては同意したい気持ちはある。しかしながら今年の有力私立大合格件数を見ると、現役、浪人生ともに大幅に減っている。ところが国立大合格件数は比較的に良好な結果を維持している。このことは何を意味しているのか?
おそらく上位100人と下位200人との学力格差が拡大しているのだと思う。そして、下位200人は浪人しても有力私立大に合格できる層が減っている。すなわち、下位200人の学力レベルが低下しているのではないかとの懸念がある。だからこそ下位200人ほどに勉強中心の生活に早く切り替えて真剣に向き合わないと、浪人してもGMARCH以上に入れないという結果になりかねない。
改革は必要だと思うが、それによって春高が勉強尽くしの新興私立のようになってほしくはない。
新興私立か熊谷高校のようになるか、分岐点に来たのだと思います。
早慶は浪人が受かっていない。昨年の早稲田109件は浪人が貢献したもの。即ち、昨年の現役が浪人しても早慶に届かないということです。栄東、開智に中学受験で抜けた分地すべりしたのではないかと思っております。
卒業生からしてみれば、都立高校をモデルとして欲しい。
そうすれば、埼玉県内において未だ信頼の残る公立高校に優秀な生徒を取り戻すことが出来ると思う。
浦和と大宮だけを生き残らせるってのは止めてね。
県立男子校のバンカラな校風は 春高が守っていくべき稀有な文化、伝統と理解しています。
ただ、進学実績の裏付けが伴わなくなると、
文武両道を掲げる伝統の価値が下がってしまうと危惧の念を抱いています。
運動部に所属する息子は 毎日楽しく忙しく過ごしていますが、親の視点で、文武のバランスに度々の疑問を持つことがあります。
同じ男子校である川高と春高の今年の進学実績の差は、学校としての取り組みの違いの現れなのでしょうか。
ガリ勉だけが良いとは申しませんが、浪人率の高さに慣れてしまっている現状に、早急に改善のメスを入れていただきたい。
そう願って止みません。
>進学実績の裏付けが伴わなくなると、文武両道を掲げる伝統の価値が下がってしまう
もちろん進学実績だけがすべてではないが、進学実績の裏付けが春高の文武両道を掲げる伝統を下支えしていたのは間違いないと思う。
春高は先ずは同じ県立男子校の川越に負けないよう、ともに切磋琢磨しながら県立上位校の一角として今後も歩んでいってほしい。
「埼玉県高校
偏差値ランキング2016」なるものを閲覧すると、
春日部高校:
偏差値71,Sランク
川越高校:
偏差値69,Aランク
このサイトの情報が嘘かもしれません。
しかし、何故大学受験で逆転してこんなに差が付くのですかね?
春高生が高校入学時のレベルを維持できずに勉強以外に勢力を注いでいる?
教育内容や校風の差?
もちろん自分の学生だった頃には、川越の方が高校入試でも大学入試でも上でした。
川越は敵視する相手ではなく、共に歩んでいく仲間だと認識していました。
熊谷は脱落してしまいましたし。
「埼玉県高校
偏差値ランキング」ですが、
普通に考えれば、全国的な共通テストがあるわけでもないのに上位校から下位校まで一律のものさしで測れるわけないだろうと思うのですがね。
嘘かもと認めつつ、それをここに引用するのもどうかと思います。
例えば「市進学院
偏差値表」でネット検索すると、浦高 71、大宮 70、一女 69、市浦 68、川越 68、春高 66、川女 66、蕨 66、不動岡 65、越北 64、浦西 63、熊高 63となっています。春高の
偏差値が66とされていてがっかりしました。
一方、「埼玉県高校
偏差値ランキング2016」では春高の
偏差値は71、川越は69です。どちらがより実態を反映しているのでしょうか?
実態を反映しているのは前者でしょうね。
北辰ではどうなっているのでしょう?
市立浦和は高校入試では倍率が高いだけで、川越に並んでいるとは思えないし、
春日部が蕨と並んでいるとも思えない。
感覚的には春高67で市浦66くらいになるのではないかな。
大学受験までトータルで考えると、
浦和大宮一女川越春日部から以下には大きな壁があるように感じるのですがね。
中学を擁する市浦の今後が不気味。
浦和大宮一女春日部川越、こういう並びで語られることを希望しています。
早稲田現役合格者を見れば、大宮102 川越66 浦和一女63 川女45 でした。