学校説明会では「クラス分けは成績順」と聞いた気がしますが、実際のところどうなんでしょう。仮にそうだとしても、文理の1組、普通の5組が上位合格者とは言い切れないのでは。また、実力だけで言えば、内申を除外した当日の試験の獲得点をカテゴライズする方が理にかなっているように感じます。
それはともかく、前提として、クラス分けの基準が入試の獲得点別なのかどうか、その真偽すら分かりません。
ご存知の方、いらっしゃるでしょうか。
どちらにしても、入るのも地獄、入ってからも地獄、に感じました(笑)
大阪府の公立高校では、学習塾のような「能力別クラス編成」はしていません。学力だけでなく、氏名(苗字)、性別、居住地(出身中学校:1年生では、双子や同じ中学校出身の生徒を極力同じクラスにしない)、家庭環境などが偏らないようになるべく均等にするのが、大阪府に限らず公立のクラス分けの王道です。(逆に、芸術科目等の「選択科目」別に固めたりすることは時々あります。)
あとよく勘違いされるのが、学力的に「文理学科>普通科」という点です。確かに大手学習塾や老舗出版社の
模試の
偏差値ではそうなっていますが、民間業者がそう判断しているだけにすぎず、大阪府教育委員会は関与していないため、あくまで「別々の学科に過ぎない」というのが教育委員会のスタンスです。
したがって普通科で入学すれば3年間ずっと普通科のままで、仮に普通科の生徒で定期考査や実力テスト、KやBの
模試ですべてトップをとっても、2年から文理学科に転属することもありえません。