チャレンジし続ける学校を作るには(箕面高校管理職インタビュー)
https://edupedia.jp/article/598ff287d5d12c00000f22bc――箕面高校ではどのようなことを軸に教育をしていますか?
本校では、「自尊心を高めること」「モチベーションを上げること」、
その背景として「目的意識をしっかり持つこと」を軸に教育をしています。
そのために、教師は生徒が本当の意味で自主性を高めるためにはどうすればいいか常に議論し続けています。
日本の教育はテストや補習で拘束時間を増やし、生徒を縛ることによって、能力を伸ばそうとしています。
しかし、拘束時間が少なくても「目的意識」と「モチべーションコントロール」を高めれば、生徒は主体的に学ぶようにようになります。
更に、補習を減らすことは教師の権利を守るためでもあります。
長時間労働により、教師が元気でないから生徒も元気でなくなるという負のスパイラルが、いま日本中で起こっています。
家族を大事にすること、自分を大事にすること、そして自分が勉強する時間を確保すること。
それが教師のあるべき姿だと思います。
そのために本校は補習をやめ、夏期講習もやめました。