学区制を復活させない限り、熊高の
偏差値は落ちる一方だよ。
仮にそうなったとしても、お金がある家庭は私立に進学させるか、そもそも県北になんか住まないけどな。
還暦の卒業生です。私らの頃は、太田や群馬県境の所や秩父沿線、大宮から本庄までの高崎線沿線から優秀な学生が通っていました。今は何処も私学全盛ですね。卒業生としては悲しい限りです。
私自身の経験から申し上げます。まず、やっぱり学生のレベルが低い。そうなると、どうしても、それまでの授業レベルが維持できなくなってしまうようです。実際にも、
英語、
数学、などの科目では、すぐに現状に順応してしまう若手の先生よりも、むしろベテランの先生のほうが手加減なしでそれまでの授業内容を教えてくれました。けど、長期にわたって低落が続けば、それは落ち込みますよね。
私は熊谷高校独自の校内
模試で、最終的に学年全体で10位くらいのポジションにつけていたのですが、同じクラスの隣人が東大理一に現役合格し、文三を受験した私は見事にスベリました。ですが、これには理由があります。まず、私の三年次の理科選択は「物理」であり,完全な理系クラスだった。もともと私には苦手科目がなく(強いて言えば、センター出題の
国語はダメでした)、高三夏休み直前に文転したのでした。
しかし、現役受験は酷い失敗でした。解答がまとめられない科目がほとんどでした。
で、例によって駿台予備校に一年通ったところ、実力を大幅に伸ばすことに成功して、二回目で合格しました。で、ここで悟りました。熊谷高校の授業だけでは、基礎学力を固めることはできても、東大の二次試験の解答で満点答案を作成することはできない。
数学は「コメンタール」という、設問別の解きかた定石集みたいなもので、この内容を習いはじめたら、あっという間に駿台
模試の
数学で満点を取る設問が増えていきました。古文なども、書いてあるとおりを直訳して理解すれば良い、というシンプルでたしかな方法を習って、グッと安定しました。、予備校の授業についていけないことはなかったので、熊谷高校の授業は基礎的な内容を手堅く教えてくれるものではあっても、東大などの難関大学の入試対策として十分なものを教えるような授業はできていないのでしょう。