大宮光陵高等学校 - 埼玉県 公立

追記です
私は親に運動部に入れと言われていたので美術部ではありませんでした……

絵を描くのが好きならば、美術科は最適だと思います。美術部でなくても、美術の成績は5を取って当たり前、くらいの感じなら受かると思います。
デッサンの練習は、光陵の過去の課題を調べて、スケッチブックに90分で描いてみて下さい。それを学校の美術の先生に見てもらいましょう。（それすら面倒という方は美術科に向かないと思います。）

デッサンの練習まで……!細かく教えてくれてありがとうございます
立体苦手すぎでそこだけ4です😭
先生に話しかけるのは苦手ですが頑張ります……!

美術科OG、美大在学中の者です。
●絵の道に進みたいなら、光陵美術科はオススメ！●
将来、美大へ進学したい、絵やデザインの道へ進みたいと考えているのであれば、光陵美術科は本当におすすめです。ものづくりが大好きな仲間に囲まれ、今でも大切な３年間になりました。先生たちも個性豊かで面白いです。みんな真面目で穏やかでした。

●実技試験のデッサンについて●
F6サイズのスケッチブックに、鉛筆をカッターで尖らせるように削り(デッサン削りといいます)、野菜、コップ、タオルなどなど、身近な生活用品を沢山デッサンしてみましょう。

大体2-3点、大きさや質感の違うモチーフが出題されます。過去の出題を調べてみてください。
モチーフ同士の大きさの違いを見てみましょう。ペットボトルの高さは、隣にあるリンゴの何個分の高さだろう？といったように、サイズ感をモチーフ同士で比べてみましょう。
モチーフを手で触ってみましょう。例えばホウレン草であればランダムな大きさの葉っぱや瑞々しさ、マグカップであれば少し重くて陶器のツヤっとした表面、タオルであればフワフワとした軽い感じ、などといった質感の違いを観察して描き分けるのがポイントです。

そのほか、同じ机に乗っているように見えるか(パースといいます)、光と影が自然に描けているか、色が伝わってくるか、などなど。
最初は難しいかもしれませんが、モノの形や質感、光の当たり方を観察するのが楽しくなってきます！
とにかくモチーフをよく見て描きましょう。
描く時間よりも、観察する時間の方が大切とも言われます。

ライバルがどれだけ上手なのか確かめるためにも、美術予備校に行ってみることをお勧めします。上手なお手本を沢山見れます！埼玉美術学院や、彩光舎という美術予備校に行って、先生に話を聞いてみてください。無料体験もできると思います。
美術予備校の先生は、実技試験対策のプロです。
毎週通わずとも、1月あたりに冬季講習や、受験直前講習もあると思うので、そこだけ講習を受けるのもアリです。
ただ、お金がかかるのでご両親と相談して下さい。
金銭的に難しければ美術の先生に見てもらいながら沢山描きましょう！それでも十分です。

私は中学校の美術の先生に毎週見てもらい、受験が近づいてから美術予備校の冬季講習のみ参加していました。上手い子も沢山いるので焦りましたが、とても勉強になりました。2-30枚はデッサンしました。

上手くなるには、ただ描くだけでなく、いろんな人に見てもらうのが大切です。自分では気付かなかった点を指摘してもらえます。ひとりで描いているよりずっと速く上手くなります！

近年、県内の美術科設置校の中でも光陵美術科は倍率がトップクラスだと思うので、勉強も油断せず頑張りましょう。実技にあまり自信が無いなら尚更です。よっぽど上手くない限りは学科試験の点数配分の方が高いです。

●そのほか伝えたいこと●
漫画・アニメ・イラストの描き方について教えてくれるような学校では無いです。デッサン力は上がりますが…
美術やデザインに全く興味がなく、イラストだけ描きたい人にはあまりおすすめできません。
もちろんイラストを描くのが大好きな子は私を含め沢山いましたが、授業とは別に趣味で描いていました。
文化祭で自分のイラストを売ったりできるので楽しいですよ！

美術科や美大はお金がかかります。
高校入学後に絵筆や鉛筆、絵の具など画材を買い揃えるだけでも1-2万円かかります。
油絵・日本画・彫刻・デザインのどれを専攻するかにもよりますが、作品制作のためにお金がかかるので、その点だけはご両親とよく話し合って下さい。

まだ将来やりたいことが決まっていなければ、普通科高校に通いながら、絵を続けるのも全然アリだと思います。普通科高校から美大へ進学する人も沢山います！私の大学でも周りは普通科高校出身の子が多いです。

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長文になりすみませんが、参考になれば嬉しいです。
本当に３年間が楽しくあっという間だったので、受験されるのであれば是非頑張って欲しいです！
勉強と実技の両立は大変だと思いますが、応援しています^^