吹奏楽部の現部員でも元部員でもありませんが、参考に書いておきます。
土曜9:00〜18:20に練習があるからといって勉強と両立し辛いと決まるわけではないと思います。土日にまとめてなんて、しっかり勉強と両立できてる人はしません。毎日コツコツが基本です。
後回しという習慣は大学受験では失敗の第一歩です。特に、最難関大を受験するなら必要な勉強の量は半端ないので、地道に積み重ねることが必要です。後回しは積み重なり取り返せなくなります。
もし早慶ぐらいに合格すればいいなら、学校の勉強をこなしきる必要がありません。学校の課題はまじめにこなせていれば3年次になってふと東大を受験しようと思いあたってもどうにかなるぐらいに与えられます。
以降の話はなるべくこなしきろうと思う場合の話となります。
大前提として、家が学校から遠い(通学時間1〜2時間以上、個人差あり)なら両立は困難です。大学受験を大事に思うなら遠い学校で忙しい部活に入るべきでないです。とはいえ時間があるからといって勉強をするわけではないし、一部の容量のよい人は、忙しい部活で3年の秋〜冬で引退しても東大現役合格する人はいます。
時間がなくとも両立するには、部活も勉強にも高いモチベーションが必要です。また、勉強は勉強、部活は部活と頭をきちんと切り替えて努力する精神力が必要です。でも、大抵の人はそうはできません。遠い学校と忙しい部活の合わせ技で勉強との両立は無謀です。
勉強と両立させる方法その一。朝型の生活をすること。授業や部活で疲れ切った頭と体では集中して勉強できません。夜はその日の簡単な復習だけしたら遅くとも22時ぐらいには寝て4〜5時に起きて勉強するのが効率的です。
その二。予習は基本的に
英語だけ。
英語は予習をしないと授業が意味不明、授業の進行を妨げて周囲に迷惑をかけ、先生にも厳しく注意されます。予習は時間がかかる割に、他教科では効果が薄いのでやらなくてもいいです。
その三。復習を大事にすること。特に
数学はテスト前にあわててやるのではなく、授業でやった範囲で解ける教科書&4stepの問題は当日、翌日、その週のうちに片付けること。
その四。土日にまとめて勉強を片付けようとしない。土日は基本的に、一週間の復習と翌週頭の予習。平日は計画的に勉強をすすめ、土日はその計画が崩れそうなときの調整日としてあけておく。自分は土日はいつも半日の部活がありましたが、午前練習のときは午後からはよく遊びにいきました。1週間に1〜2日は休まないと息がつまって普段のパフォーマンスはあがらないし、いつかやる気が決壊します。
その五。一年次は最低限国数英を大事にする。二年次も理社は試験基本的な内容をしっかりおさえてれば十分。優先順位つけて力の入れ処を調節してください。
その六。小さい空き時間を大事にすること。電車通学なら漫然と乗るのではなく単語帳ぐらいやること。読書とかをしたいならそれはそれで構いませんが。
アレコレいいましたが、他人のやり方が自分にあうとはかぎりません。今紹介したのは最難関国立大を目標としたときに単に効率を追求した考え方です。自分なりの目標にあわせて自分にあったやり方を試行錯誤することが大学受験成功への第一歩です。