東大は校内順位はあまり当てになりません。東大に受かるための学習を自ら進んでやらないと、例え校内順位が一桁でも「受かる気がしない」ってなることもありえます。
学校の授業は土台として大切にすべきですが、そこから先は自分に必要なことは自分で学ばなくてはなりません。校内に頼りになる先生がいれば個別に相談あるいは記述問題演習の採点をお願いするのもいいですが、多くは校外に手がかりを求めることになると思います。それに校内順位よりは全国レベルの
模試での評価の方が精度は良いです。
高校入試時点で東大合格可能性を占うのであれば、一女よりも慶應女子に通用するかどうかが基準になります。必ずしも慶女入試にきっちり合格する必要はないですが、全国
模試でC判定相当以上の学力があるといい感じかなと思います。
で、ここまで言っておいてなんですが、個人的に一番合格可能性があるのは、度胸と行動力があり、失敗を重ねても屈しない人だと思っています。
ぶっちゃけテストや
模試でいくら失敗しても、本番で点が取れれば合格します。大事なのは、失敗した時に一々落ち込むのではなく、自分に何が足りていないのかしっかりと分析して、以後の学習の改良に役立て、それを継続できるか。
どんな尺度より、自分の在り方が可能性のあるなしを決める、ぐらいの図太さがある方が可能性はあるんじゃないか、などと自分は思っています。
僕は一女でない御三家から東大に行けたのだけど、当たり前の基準は周りの人とは違っていたと後から気づいた。一年生の時は毎日3時間以上、休日は10時間やらないと定期テストでクラス一位が取れなかったからそれが当たり前だった。三年生の時は毎朝6時45分に学校に着いて夜9時まで勉強してた。一日たりとも休まなかった。
だから三年の夏の駿台
模試で東大D判定を取った時も動じなかった。自分のことは知り尽くしていたから、まだまだ伸びることが確信できていた。
思い返せば朝早く起きるのは辛かったし、電車間に合わせるために駅までダッシュしてたし(変人)、部活が忙しいこともあったけど、少しずつ自分の限界を広げていけば三年になった時、きっと楽なんじゃないかなと思います。