安心して下さい。高校だと全教科のすべての範囲を完璧に自分のものにすることはむずかしいとおもいます。そのようなことができれば、(実技を必要とするところでない限り)、どの大学のどの学部にでも入れると思います。
時間がないときには、その範囲の中で、何が重要で何が重要でないかを判断し、枝葉末節なことに力を注ぐのではなく、重要な事項をおとさないよう勉強することが大切です。
テスト直前に書いても仕方がないことですし、高校受験ですでに理解されていると思いますが、勉強の仕方は、科目によっても違います。
数学は理解すればよく、暗記することはほとんどありません。ただし、深く理解するためには問題演習が必要です。
数学の場合には理解していない部分を残したまま先にすすむと更に理解が困難になりますので、時間をかけてでも全範囲を理解できるよう努力していく必要があります。一方、
英語では単語や構文は記憶しないと使えません。よって、細かいことでも自分なりに整理して記憶していく必要があります。とくに
数学や
英語は修得に時間がかかりますので普段から勉強しておく必要があると思います。
全力で努力することは素晴らしいことですが、テストの結果に一喜一憂する必要はありません。理解不足で解けないところがあったなら、テスト後にきちんと復習し、同じ問題がでたときにそれを解けるようにしておきましょう。そのようにすれば、間違いなく学力は向上していきます。
(一般論で申し訳ありませんが)
数学や
英語は、一旦、自分のものにしてしまうと、テスト直前に勉強することは特にありません。よって、その分の時間をテスト直前に他教科の学習に使えますので、他の科目にもよい波及効果があります。このような意味からも、普段から
数学、
英語に時間をかけて勉強し、得意科目にされておくと、よいと思います。