本気で勉強をしないと特進になる可能性は半分近いと思った方がいいでしょう。
というよりも、
1年生は5教科をまんべんなく勉強するので、1年次で5教科を勉強することが向いていないと思うなら特進コースも考えた方がいいでしょう。
国公立コースの基準は、下記だと示されました。
進研
模試では国・数・英は
偏差値60以上少なくても1教科は65以上
校内実力テストでは5教科・
偏差値55以上です。
今回のクラス分けで、上位クラスや下位クラスで一喜一憂していたらいけません。
2年のクラス分けで国公立の1組から特進に行く人もいますし、特進の下位クラスで国公立コースに行く人もいます。
現に国公立コースは2年なったら減るでしょうから。
あと、高校になったら、国公立が上で特進(私立志望)が下という考えは捨てた方がいいです。
なので、特進に落ちると表現は適切でない部分もあります。
高校になったら、自分の行きたい分野や大学を真剣に考えて、それに必要な科目を戦略的に勉強できるかです。
1年生の間は、それを考える期間だと思ってください。
この1年で自分の生きたい大学や進路は、科目多い国公立型なのか、科目の少ない私立型なのか考えた方がいいです。
・親に国公立と言われている
・文系よりも理系が就職率がいい
・教科が少ないから私立がいい
・国公立コースにいたから特進に行きたくない
など
曖昧な理由で進路を決めないで欲しいです。
あくまでも、自分のやりたいこと、行きたい大学から逆算して進路を決めて欲しいです。
なんとなく「国公立コースが上位」のように思ってしまうし、国公立コースには優秀な人の割合が多いのは事実としてありますが、特進にだって国公立顔負けの優秀な人はいます(志望校が早慶で国公立大は考えてない人)し、基本は志望大学の違いです。
ところで志望大は国公立大ですか?。「はっきり決まってないけど、国公立のどこか」という事なら、両親と合意は取れていますか?。私大と国公立大の違いの一つは「ロケーション」です。私大は首都圏と関西圏に集中していますが、国立大は全国に分散しています。そのため、「自宅通学」を条件にしてしまうと候補になる大学が極端に少なくなってしまいます。なので、「国立大なら一人暮らし」を両親に許可してもらっておく必要があります。
実際のところ自宅から私大に通うのとトータルでは同程度(理系の場合)ではあるんですが、両親に心算しておいてもらう必要がありますから。
一応、自分の感触で言うと、↑の国公立の基準は自分の時と同じですが、この基準をギリ満たす、程度だと首都圏のメジャーな国公立大はかなり難しいです(2ランクくらいアップが必要)。なので地方は考えておく必要がありますよ。(なお、一人暮らしは結構楽しい模様)
↑。俺も地方行きが決まった時、合格直後は両親はとても喜んでくれたんだが、入学が近づいて「いざ、出発」となったら母ちゃん泣いちゃったからな。ちゃんと親にも覚悟してもらわないとな。
あ、大事なことを書き忘れた。
「国公立大を志望する」というのは、こういう事まで考える必要があるんだよ、ということが言いたかったんだ。
偏差値だとか、得意科目がどうとか、というのも大事だけど、↑の人が書いているように、国立だと候補になる大学の多くが「自宅からは通えない場所にある」のが現実。お金もそうだけど、家族の生活もまるまる変わってしまう。寂しいかもしれないけど、自立でもある。国公立大を志望する人は、そういうことも考えておくのがいいと思う。
(もちろん地方の私大でも同じことだが、朋優からは地方私大を志望する人が少ないので国公立、とする)