去年の卒業生です。
1年の頃から医学部、東大に行く!と決めている人ももちろんいますが、そんなに多くない印象ですね。
大体
模試、学内の成績みながら、ぼんやり自分でもいけるんじゃないかと思いはじめ、2年辺りから意識して勉強し始めやるという感じでしょうか。
一年の頃からコツコツやっているというのは間違いないと思います。
もちろん先生方はなるべく早い時期に本気出させるべく、「『医学科は浪人して当然』とか抜かしてる奴、今現在苦しんでお前等を待ってる患者さんを目の前にして同じことが言えるのか、そんな奴に医者になる資格はねえ」と、1年の頃から進路指導がある毎に啓蒙しておられますが(笑)
班活動は野球部、吹奏楽等あまりハードなものはやってない印象ですね。週数回活動の文化系とか。もちろん、体育会系で引退まで頑張ってる人もいます。ここは人それぞれだと思います。
塾は学年を上がるに連れ、特に東大京大医学科等上位層は通う人が多くなっていると思います。信学会、東進あたりが人気でしょうか。
家庭教師は聞いたことがありませんね。
私はもう少し前の卒業生です。長野高校は、長野県内ではトップレベルの生徒が集まっている学校で、皆、中学時代は優等生でした。しかし、全国区の大学受験、それも東大や国立大学医学部へ進学出来る人は一握り、人数で言えば学年の上位20人くらいです。東大京大や医学部志望は、毎年、この何倍もいますが、届かずに夢を諦める人が多いです。厳しいですが、それが現実です。
なぜか?都会の中高一貫私立校との差がとても大きいからです。田舎の子がバカだというわけではありません。都会の子は、鉄緑会などの東大医学部専門塾に通っており、数3Cを高校1年までに終わらせていたり、
英語も高校入学時点で英検2級レベルは普通に持っていたりします。長野県高校入試の
英語は1000語レベルと言われていますが、彼らは中学3年時点で、既に3000語レベルの単語力があるそうです。
こんなに差があるのですから、田舎の子が苦戦するのも当たり前で、信州大学医学部だって県内の高校から入るのは、地域枠以外は極わずか。都会の有名私立生に占拠されています。
そんな現状ですから、東大や医学部志望の生徒は1年生から頑張る必要があります。なかには天才的な人もいて、3年生の部活引退後に本格的に勉強を始めたにもかかわらず、現役
合格する人もいますが、そういう人は例外と思った方が良いです。
なお、1年生の時から頑張る必要があると言っても、直ぐに塾や予備校に通う必要はありません。むしろマイナスになります。まずは基礎力をしっかりつける必要があります。幸い、長野高校の授業レベルは高いですし、配布される教材も十分なものが与えられますから、まずはそこらを完璧にすれば良いと思います。長々失礼しました。
長野だって、本気で医学部とか考えている家庭では中学のうちから先取り学習やらせていたりするよ。数年前の話だけど、F中生で中学3年なのに高校の
英語や
数学やってた人がいました。それでも1浪しちゃったんですが、長野高校から旧帝の医学部へ行ってました。