私もそれぐらいやで!!
内申は42やけど、実力なくて
数学とれないんで
なんか聞くところによると今年は泉陽志望者にけっこう、背伸びをした子が多いらしいですよ!
〜内申と筆記〜
【内申】
5段階評価(×9科目)を10倍して
450点満点が通常の内申となります。
【筆記】
1教科90点×5教科で450点満点です。
これらを内申3:筆記7の割合で考えますと、
内申270点+筆記630の入試となります。
昨年度までの入試というのは
泉陽のように、一応、進学校として機能する公立高校は・・・
〜内申〜
各教科10点満点
英数国理社×3=150
副教科×5=200
合計350点
〜筆記〜
英数国理社×70点=合計350点
これらをそれぞれ・・・
内申350点を×0.8倍
筆記350点を×1.2倍
とする比率を採用しておりました。
しかし今年度からはそれらの高校は
内申450点を270点に圧縮します。
三国丘、岸和田、泉陽それに和泉が該当します。
大阪市内の高校はわかりませんが、府教委のホームページを見れば分かります。
なんとこれは昨年度までの
圧縮率が0.8倍なのに対して
今年度がその圧縮率が
0.6倍であることを意味します。
例を挙げますと、
仮にAくんとBくんの内申差が
40点ほどあったとします。
ちなみにこの40点差というのは
究永舎近隣の地域の受験生で言えば、
およそ同じ公立高校に対して、
最上位の内申で合格する子と、
内申的には最下位相当で合格する子の
最大差がだいたいこんな感じ...という数字です。
この差が昨年度(圧縮率0.8倍)までですと
32点差に最終的になっていたのですが、
今年度(圧縮率0.6倍)からはそれが
24点差になります。
同じ内申差であったものが
昨年度と今年度で8点も違う・・・
これは内申で遅れを取る子に
とっては相当な教育委員会の
ファインプレーです。
しかも、今年度からは
内申で苦しむ子の天敵である
『副教科♪( ̄▽  ̄*)』が
他の5教科と同じ扱いとなります。
※昨年度までは5教科×3に対して副教科は×5でした...
こうなるともはや
内申難民の子たちからすれば
教育委員会を仏壇に奉って
お線香を上げたくなっても
無理はない状況です!!!!
(ん?なんか違うな...、まぁ、いいか♪)
ただ・・・、その逆の立場の子もおります。
例えば毎年泉陽合格者の一定数を締めていた子
(特に「内申美人」と言われる女子生徒)
定期テストで5教科400点前後で
ありながらも副教科を10〜8でまとめて
当日は
数学半分、他教科を7〜8割程度で
まとめていた、いわば、『不器用だけど
礼儀正しく真面目で系』の
子たちにとっては、その翼をもがれる
形となりました・・・泣
う〜む...複雑です。
そして次に筆記なのですが、
こちらもなかなかえげつないです。
1教科90点×5教科=450点を
なんと今年度からは1.4倍することになります。
これにより1教科あたりが
126点満点になりますから、
これは現在の大学1年生が文理学科を
受験した1教科120点満点時代よりも
その配点が大きくなることとなります。
図形問題1つで12〜14点や
英作文1つで15点を配した
夢の...、あるいは悪夢の
入試問題の復活となります・・・
特にメンタル面が弱い子は
あまりチャレンジ受験は
薦められません・・・
本番でもさほど
過去問とのギャップが
少ない英理社を早期に固めていくことが
今まで以上に重要となります。
ちなみに・・・
三国丘だけは全部パーフェクトを
目指さなければならないのは
言わずもがなでございます。