それでも、
数学以外の科目で、少しづつですが差はついていると思いますよ。
たとえ一科目2点差でも、5科目あれば10点差です。
修猷館に本当に受かるべきなのは、どの科目でも失点などしない人なんだろうと思います。
入試においてどの学力層で差を付けるか。これは出題側の重大なテーマです。こと公立入試においては、灘や附設レベルと御三家中位レベルで差を付ける必要はありません。入試には『合格』と『不合格』しか無く、合格者同士で差を付ける意味はありません。両者ともぜひ合格してもらい、入学後にさらに高いレベルで切磋琢磨してもらえばよいのです。
本当に差を付けなくはいけないのは、各校受験者内250〜350位の辺りです。このレベルに下手に難問を当てると、やや不得手な者と全く出来ない者で差が付けられず、合格者レベルの底抜けにつながります。
大学受験ほどではないにせよ、記念受験は一定数います。簡単すぎても難しすぎても、記念受験組にチャンスを与えることになります。塩梅が難しいところですね。
昔から言われてる事だけど、確実に合格したければ、簡単な問題でも、難しい問題でも、どちらでも合格圏内の順位に入れるよう
模試などで準備しておくというのがあります。
これ位でないと、合格は一か八かになる。もしもその学校に合格する事が自分自身にとって本当に大切なら、そこまでレベルを上げておかなければなりません。
数学だけが、入試科目じゃないからね。五教科どれも、入試問題。
五教科どれも出来る人が受かるべきなのは、当然。