まずは、どこで点をこぼしているか分析すべきです。埼玉の入試の
数学では、小問集合に50点配点されているわけですから、まずここで取りこぼしをなくさなければなりません。ケアレスミスだとしたら、見直しをする、実際に検算をしておく、等。小問で8割以上とれるようになれば、それ以降の大問に対する恐怖感、苦手意識も少しは和らぐのではないかと。
大問2以降はどこも点が取りにくい問題で、正直本番を迎えるまでどこが出るか、どこで点を取るか、計画が立てにくいです。図形の証明は毎年出題されており、ここは割と難易度が低いため、ここで5点確保したいところです。そのほかに、解けそうな所、得意な分野、そうしたところだけつまみ食いして確実に解ききれば、5〜6割は取れるようになると思います。本番では、問題たちすべてに手をつけようと思っても、どれも中途半端に終わってしまう可能性がありますので、取捨選択できると良いと思います。
実際に私が受けた時も、関数の大問が丸ごと解けずに終わりましたが、他で稼いで合格にこぎつけました。入試は本番まで何が起こるかわかりません。私立入試等もあるかもしれませんが、体調に気をつけて調整を続けてほしいと思います。