公立高校の入試問題はどこも教科書の範囲ですよ。英検3級を完璧にして合格した人と英検2級合格者で差がつかない問題です。
日比谷、横浜翠嵐、浦和、岡崎、、、公立の東大合格者数ランキング上位の高校でも同じです。英検2級は不要です。
それに、
英語は5分の1ですよね。
英語だけずば抜けてても意味はありません。
引越前の県と千葉の公立の
過去問を見てみましょう。
英検受けたことありませんが受かったので大丈夫ですよ!
本番で
英語95ぐらいとれればそれでいいんです
いやいや公立入試問題は都道府県で違います。
ここで他府県の事を詳しく書いても意味ないですが、同じ公立でも問題難易度でA,B,Cで別れて高校別で問題が違います。
例えば大阪では英検優遇措置があり上位公立校ではC問題で平均55点ぐらいしかありませんが英検2級を持っていれば72点保証されます。
トップクラスだと2級は最低条件で準1級取得者も結構居ます。2級を持ってないと受験さえ受けさせてくれないのも事実ですよ。
https://abci.co.jp/osaka-200729.html中3で千葉県から大阪へ引っ越した人は受験が大変そうです。
それと内申点の計算方法も都道府県で違います。
2学年は2倍計算で3学年3学期は6倍計算して算出などもあります。
ABCで分かれてたり、学校選択問題だったりで問題が違うことはあっても、文科省の指導要領を超えてないですよね?英検2級レベルの問題が大坂の公立で出るんですか?論点、間違えてます。いつもの人ですか?
大学の英検利用入試を例に英検準1級が必須って言ってる人と同じです。公立高校で英検2級が必須ですか?論点ずれてます。しかも大坂を引用して、それが全国の標準のように言ってますが針小棒大に広げてますね。「例えば」でなく47都道府県の内、どれだけありますか?
大阪の事例は注目されてるけど標準ではありませんね。大学入試改革と同様に4技能のバランスを重視した改革です。さらに
英語の処理能力(=スピード)が求められます。
その練習として英検2級というのは理解できますが、出題範囲は公立中学の教科書の範囲です。公立高校が義務教育である中学3年間で、塾や通信教育等の経済的負担が必須となる問題は出せません。
できるのは、教科書の範囲で難易度の高い問題を短時間で解く能力を試すまでです。
公立入試の
数学でも正答率が5%とか極端に低い問題がありますが、あくまでも中学
数学の範囲です。高校
数学の先取りは不要です。
英語の場合、一番分かりやすいのは単語でしょう。単語についても大阪府教育委員会が編纂した「大阪版中学校で学ぶ
英単語集」で1500語程度です。この中にない単語は必ず注釈がつきます。英検2級の5000語には大きく届きません。
英検利用の入試は大学入試でも同じです。英検の勉強に時間を割く余裕があるなら使えば良いというところで、公立高校は必須にはできません。大学入試でも経済的な事情や地理的な問題で不公平が発生するという非難を受けてトーンダウンしたぐらいですから。
また、内申の計算は指導要領や出題範囲とは関係ない話ですね。ただし、上位校ほど内申の比率が低いというのは全国共通の傾向でしょう。